点、カーブ、および投影を使用する

サーフェスに点を作成して、モデルの層および解析を作成するための基準として使用します。点を作成した後で、サーフェスの一部になるように投影する必要があります。ただし、唯一の目的がレーザー ターゲットとして使用することである場合は除きます。点は直交座標系で定義されます。レーザー ターゲットとして使用する点を作成することもできます。これらのタイプの点は、サーフェスに投影する必要はありません。

点および投影は、以下のような、TruPlan ブラウザ内のさまざまな場所に作成できます。

オートデスクは、点および投影を保存するための専用のフォルダをブラウザに作成することをお勧めします。たとえば、ジオメトリ フォルダの下に点サブフォルダを作成します。このようにするには、次のようにします。

  1. TruPlan ブラウザ内の位置を右クリックします。
  2. コンテキスト メニューから[フォルダ追加]を選択します。

点を作成すると、ブラウザ内でそれらの順序を変更することはできません。

ホスト アプリケーション(Inventor など)からカーブ(スケッチ)を作成することもできます。繊維配置用に[カーブ オフセットをガイド]伝播モードを使用する場合、カーブが必要です。カーブも、サーフェスに投影する必要があります。

点、カーブ、および投影を編集するには、TruPlan ブラウザでそれらをダブルクリックします。

点を作成する

  1. Inventor ウィンドウの左側にある TruPlan ブラウザで、点を作成する対象のオブジェクトを参照します。

    たとえば、この目的でジオメトリ フォルダを作成します。

  2. TruPlan リボンで[点] をクリックします。

    [点]ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. Inventor ウィンドウで、点を作成する対象のオブジェクトまたはその付近をクリックします。

    点の座標が[点]ダイアログ ボックスに表示され、点の位置のプレビューがアプリケーション ウィンドウに表示されます。

  4. 点を作成する位置を変更するには、点の値を調整するか、またはウィンドウ内の別の位置をクリックします。
  5. 目的の位置に点を固定するには、[OK]をクリックします。

選択した位置に点が作成され、TruPlan ブラウザ内に新しいエントリが作成されます。

カーブを作成する

Inventor 3D スケッチ環境でカーブ(スケッチ)を作成してから、TruPlan に戻って設計を評価することができます。

  1. TruPlan ブラウザで、カーブを作成するフォルダを選択します。
  2. TruPlan リボンで[カーブ] を選択します。

    Inventor 3D スケッチ リボンが表示されます。

  3. Inventor 3D スケッチ リボンのツールを使用してスケッチを作成します。
    ヒント: これを行う場合、Inventor ウィンドウには TruPlan で作業する対象の STL ファイルは表示されません。スケッチを作成する対象を参照できるようにするには、STL ファイルをインポートして Inventor ウィンドウに表示されるようにします。(Inventor で、[管理] > [インポート]の順にクリックします。)
  4. 3D スケッチ リボンで[スケッチを終了]をクリックします。

スケッチが[TruPlan]タブで開き、3D スケッチ リボンから削除されます。サーフェスに投影して、TruPlan で使用できるようにする必要があります。

ジオメトリをサーフェスに投影する

  1. Inventor リボンの[TruPlan]タブで[投影] をクリックします。

    [投影]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [投影]選択矢印 をクリックします。
  3. 投影する点またはカーブ(スケッチ)を選択します。
  4. 複数のアイテムを選択するには、[Ctrl]キーまたは[Shift]キーを押したまま、前の 2 つの手順を繰り返します。
  5. 選択内容の投影先のサーフェス ジオメトリを選択します。
  6. [投影]ダイアログ ボックスで、サポート サーフェスが選択されます。
  7. [OK]をクリックして[投影]ダイアログ ボックスを閉じます。
  8. TruPlan ブラウザ内の点を右クリックし、[更新]を選択します。(自動更新が有効になっている場合は不要です。)