カーブ曲率プロットを使用してカーブの問題点を検出する

Curve curvatureツールで作成した曲率コームプロットを使って、カーブの問題点を検出する方法について説明します。

カーブの曲率を表示する」を参照してください。

オブジェクトやロケータのプロパティを表示または変更する」を参照してください。

変曲点を検出する

Information WindowInflection Points をオンにします。変曲点のおおよその位置が青い矢印でマークされます。正確な変曲点を検出するには、コームの輪郭とカーブの交点を拡大します。

変曲点の概要

変曲点は反曲線とも呼ばれ、曲率が方向を変更するカーブ上の点を意味します。

ねじれを測定する

ねじれを表示する 2 次クイルをプロットするには、Information WindowTorsion オプションをオンにします。

ねじれの概要

ねじれの大きさは曲率プレーンからのカーブの曲がりの大きさで示されています。

接線不連続性を検出する

接線の不連続性は、カーブ上の同じ点を起点としながら反対方向に伸びている別々の 2 つのUnit Normal クイルとして表示されています。

Telltale クイルは常にエディット ポイント上にあります。これらをはっきりと表示するには、Information WindowPlot value オプションを Unit Normal に設定し、スパンごとのサンプルが少なくとも 2 つになるように Samples 密度を増やします。

Scale に、複数のクイルがあるかどうかを判断するのに十分な高さがあることを確認します。

接線不連続性の概要

接線の不連続性は、2 つのカーブの位置が正しく揃っていないときに発生します。また、マルチノットで発生したり、CV 多重度が原因で発生したりすることもあります。

曲率不連続性を検出する

曲率の不連続部分では、曲率コームの輪郭のステップが急激に変化します。この曲率の不連続性を検出するには、高いサンプリング率を使用する必要があります。

曲率不連続性の概要

カーブ間の曲率の不連続性は、2 つのカーブがそれぞれのエンド ポイントで同じ曲率を持っていないときに発生したり、多重度が原因で発生したりします。カーブの結合部が滑らかな状態に見えることはありますが、その曲率値は滑らかに変化していません。