溶接カリキュレータは、突合せ、すみ肉、プラグ、開先、およびスポット溶接ジョイントの設計、チェックを行います。さまざまなタイプの荷重を受ける一般的な溶接の全範囲をチェックできます。突合せおよびすみ肉溶接ジョイントは、静的荷重および疲労荷重の両方についてチェックできます。必要な溶接ジョイントのタイプ、溶接の材料およびサイズの選択、溶接ジョイントのジオメトリック パラメータの設計、強度チェックを行うことができます。
注:
- 疲労荷重が負荷されている場合にはプラグ溶接ジョイント、開先溶接ジョイント、およびスポット溶接ジョイントを使用することはお勧めできません。このジョイントの計算は使用できません。
- この計算では、熱応力や残留応力の影響による突発的な脆性破壊、メカニックな材料価値の変化の発生は考慮されません。特殊な規格を要する溶接ジョイント(たとえば、圧力容器、クレーン、掘削機、配管など)には、この計算は適用されません。特定の断面の特定の荷重に対する呼び応力は、計算によって指定されます。応力集中と内部応力は考慮されていません。
ヒント: 溶接ジョイントの設計に使用する計算式については、『エンジニア ハンドブック』を参照してください。