[マイグレーション]コマンドを使用すると、旧形式のデータセットを開いてマイグレーションすることができます。[マイグレーション]コマンドでは、ファイルにロードされているすべての従属を検索してマイグレーションします。
注: [マイグレーション]コマンドによるマイグレーションの対象となるのは、アセンブリに挿入した派生パーツ、iPart、および iAssembly メンバです。アセンブリにロードされていない iPart、iAssembly、または派生パーツの作成時に使用したパーツやアセンブリは、マイグレーションから除外されます。たとえば、iPart ファクトリや iAssembly ファクトリはマイグレーションされません。アセンブリにロードされているファクトリのメンバのみがマイグレーションされます。
注: 複雑なアセンブリを管理する場合は、
タスク スケジューラを使用してデータをマイグレーションすることをお勧めします。こうすることで、旧形式のデータがすべて確実にマイグレーションされます。
[マイグレーション]コマンドを使用すると、ファイルと従属関係をマイグレーションすることを確認するプロンプトが表示されます。これは、[アプリケーション オプション]の[保存]タブの[マイグレーションのために保存するプロンプトを表示]チェック ボックスをオフにしている場合でも同様です。
[マイグレーション]コマンドを使用するには、次の手順に従います。
- 旧バージョンの Autodesk Inventor (Autodesk Inventor 2008 まで)で作成されたファイルを開きます。
- > [管理] > [マイグレーション]をクリックします。
[マイグレーション]コマンドは、現在のファイルがマイグレーションされていない場合にのみ使用できます。