シート メタル展開/再折り曲げのリファレンス

展開および再折り曲げ作業手順で表示されるダイアログ ボックスがそれぞれ異なる点は、機能のラベル名が[展開]かそれとも[再折り曲げ]かという点だけです。このリファレンスでは、両方のダイアログ ボックスについて解説します。ダイアログ ボックスは、3 つの選択セクション、コンテキスト図、および下部に並んで配置された一連のコマンドで構成されています。

アクセス:
	リボンで、 [シート メタル]タブ [修正]パネル [展開] または、 [シート メタル]タブ [修正]パネル [再折り曲げ]の順にクリックします。

展開/再折り曲げ参照(A)
	この選択コマンドを使用すると、曲げまたはロールの展開/再折り曲げ先となる参照の定義に使用する面または基準平面を選択することができます。このリファレンスは、ダイアログ ボックスの右側の図に A とラベル付けされます。作業手順を開始すると、このコマンドは既定でアクティブになります。

ジオメトリを展開または再折り曲げ(B)
	この選択コマンドを使用すると、展開/再折り曲げ対象の曲げまたはロールフィーチャを個別に選択することができます。このコマンドを使って選択できるジオメトリは、ダイアログ ボックスの右側の図に B とラベル付けされます。このコマンドは、参照が選択されるまで無効になっています。
	この選択コマンドを使用すると、展開/再折り曲げ対象の曲げまたはロールフィーチャをすべて選択することができます。このコマンドを使って選択できるジオメトリは、ダイアログ ボックスの右側の図に B とラベル付けされます。このコマンドは、参照が選択されるまで無効になっています。

スケッチ(C)
	この選択コマンドを使用すると、展開/再折り曲げ対象の未使用スケッチを選択することができます。このコマンドを使って選択できるスケッチ ジオメトリは、ダイアログ ボックスの右側の図に C とラベル付けされます。このコマンドは、展開/再折り曲げジオメトリが選択されるまで無効になっています。
	[親のみ表示]: スケッチを展開すると、平坦面上にスケッチのコピーが作成、表示されます。元のスケッチ(すなわち親)は、 曲げ位置に残ります。このオプションをオンにすると、元の(曲げ位置の)スケッチとスケッチの展開コピーの両方が表示されます。

ダイアログ ボックス イメージ パネル
	[展開]または[再折り曲げ]ダイアログ ボックスには、使用可能なジオメトリに応じて異なったイメージが表示されます。

展開: 平坦面が存在する	展開: 平坦面が存在しない	再折り曲げ: 平坦面が存在する	再折り曲げ: 平坦面が存在しない
展開: コンター ロール	再折り曲げ: コンター ロール

[フィーチャ プレビューを有効化/無効化]: 折り曲げ/展開結果のプレビューを有効化/無効化します。

[OK]	指定した選択項目を使って展開または再折り曲げを作成(または修正)し、ダイアログ ボックスを閉じます。

[キャンセル]

パラメータまたはオプションに対して行われた編集内容を破棄し、ダイアログ ボックスを閉じます。

[適用]	指定した選択項目を使って展開または再折り曲げを作成(または修正)し、引き続き対話操作できるようにダイアログ ボックスを開いたままにします。