Autodesk Inventor のファイルには、iProperty というプロパティがあります。iProperty を使用すると、ファイルの追跡や管理、レポートの作成を行ったり、アセンブリの部品表、図面のパーツ一覧、表題欄、その他の情報の更新を自動的に実行することができます。
新しいモデルや図面ファイルには、作成者と部品番号の iProperty が自動的に設定されます。
Autodesk Inventor でファイルを開いている場合は、他の iProperty を設定したり表示することができます。ただし、Microsoft Windows エクスプローラでファイルを右クリックして iProperty を表示したり、Design Assistant を使用して Autodesk Inventor と関係なくファイルを操作することもできます。
保存していない変更を失わないために、必ず開いている Autodesk Inventor のファイルを保存してから、Design Assistant を使用してファイルの iProperty を変更してください。
iProperty に関する式は、[プロパティ]ダイアログ ボックスで作成および編集できます。式は数学的には評価されないので、文字種の iProperty に関してのみ作成されます。式には、カスタム テキスト、および括弧で囲まれたパラメータと iProperty の名前が含まれます。式の評価時に、パラメータと iProperty の名前はパラメータと iProperty の値に置換されます。