プロジェクトを作成する場合、住所、一番近い大都市、または緯度と経度を使用して、地理的な場所を指定します。このプロジェクト全体の設定は、場所に固有の影をビューに生成し、ビューがその影を使用する場合(日照シミュレーションおよびウォークスルーなど)に便利です。
場所は、コンセプト エネルギー解析中に使用される気象情報の基盤となります。
気象情報も、プロジェクトの冷暖房要件に直接影響します。
プロジェクトの場所を指定するには
[位置の気象および外構]ダイアログが開きます。また、[太陽の設定]ダイアログまたは[エネルギー設定]ダイアログからこのダイアログにアクセスすることもできます。
[位置の気象および外構]ダイアログが開きます。また、[太陽の設定]ダイアログからこのダイアログにアクセスすることもできます。
[位置の気象および外構]ダイアログが開きます。また、このダイアログには、[太陽の設定]ダイアログ、[エネルギー設定]ダイアログ、または[冷暖房負荷]ダイアログの[一般]タブからアクセスすることもできます。
インターネット地図サービス
Autodesk Subscription メンバーは、気象ステーションのリストにアクセスして、解析で使用するための気象データを選択することもできます。気象データは、全世界について 12 km 間隔で利用できます。ただし、United States 2004 データだけは 20 km 間隔です。毎年新しいデータが追加されます。
[気象]タブで[気象ステーションから HVAC 設計データを使用]オプションを選択している場合は、選択されている気象ステーションからのデータがフィールドに設定されます。
既定の都市リスト
インターネット地図サービス
検索結果が表示されます。
警告
ツール
方法
インターネットにアクセスできる Autodesk Subscription メンバーの場合、[気象]タブには、ASHRAE のデータではなく、選択されている気象ステーションのデータが設定されます。
通常、選択されている気象ステーションの気象条件は、プロジェクトの場所の条件と同等です。
ただし、プロジェクトの場所が固有の局地的条件を備えた地域にある場合は、既定値の気象設定では適切でない場合があります。このような場合は、[気象ステーションから HVAC 設計データを使用]をオフにして、必要に応じて既定の[冷房設計温度]を上書きします。
方法
乾球温度は、一般に気温とも呼ばれ、空気中に露出され、ただし直射日光や水蒸気からは保護された温度計によって測定された温度です。湿球温度は、一定の圧力がかけられて飽和状態になった水の蒸発により冷やされた空気の温度です。湿球温度と乾球温度の差が小さいほど、相対湿度が大きくなります。平均日較差は、1 日の最高温度と最低温度の差の平均です。
暖房設計温度は、標準的な気象の年の少なくとも 99% の時間で上回っていた戸外の乾球温度です。スペースに必要な快適レベルを検討した上で、そのレベルに応じて、割合(99%)を変更できます。
空気清浄度は、0 から 2 の範囲で、1 が平均の空気清浄度となります。0 と 2 は極値で、0 は非常に不明瞭な状態、2 は非常に明瞭な状態を示します。これらの極限の状態は、米国内では発生したとしても、たいへんまれにしか発生しません。米国では、0.6 から 1.4 というのがより現実的な範囲といえます。
『2007 ASHRAE Handbook - HVAC Applications』の「Section 33.4」によると、空気清浄度は次のように指定されます。
既定の都市リスト
対応する緯度、経度、タイム ゾーンの値が表示されます。
既定では、気象は 2007 ASHRAE Handbook に記載されている最も近い気象ステーションによって決定されます。ただし、一部の遠隔地では、最も近い ASHRAE 気象ステーションまで何百マイルも離れている場合があります。このような遠隔地や独特の条件を持つ地域には、既定の気象設定は適切でない場合があります。このような場合は、[最も近い気象ステーションを使用する]をオフにして、必要に応じて既定の[冷房設計温度]を上書きします。
乾球温度は、一般に気温とも呼ばれ、空気中に露出され、ただし直射日光や水蒸気からは保護された温度計によって測定された温度です。
湿球温度は、一定の圧力がかけられて飽和状態になった水の蒸発により冷やされた空気の温度です。
湿球温度と乾球温度の差が小さいほど、相対湿度が大きくなります。
平均日較差は、1 日の最高温度と最低温度の差の平均です。
暖房設計温度は、標準的な気象の年の少なくとも 99% の時間で上回っていた戸外の乾球温度です。スペースに必要な快適レベルを検討した上で、そのレベルに応じて、割合(99%)を変更できます。
空気清浄度は、0 から 2 の範囲で、1 が平均の空気清浄度となります。0 と 2 は極値で、0 は非常に不明瞭な状態、2 は非常に明瞭な状態を示します。これらの極限の状態は、米国内では発生したとしても、たいへんまれにしか発生しません。米国では、0.6 から 1.4 というのがより現実的な範囲といえます。
『2007 ASHRAE Handbook - HVAC Applications』の「Section 33.4」によると、空気清浄度は次のように指定されます。