抵抗材料の作成と編集

各成分に対する変化方法と値は別々に入力するが、すべての成分に対して同じ変化方法を指定することを推奨します。

抵抗材料の作成方法は、流体および固体材料の場合と同様です。

  1. 材料パネルで材料エディタをクリックし、材料エディタを開きます。
  2. リストボタンをクリックします。
  3. カスタムデータベースを右クリックし、新規材料を選択します。抵抗を選択します。名前を指定します。
  4. 定義したい物性値のボタンをクリックする。
  5. それぞれの物性値について、変化方法を選択し、適切な値と単位を入力して、[適用]をクリックします。
  6. 必要に応じて、[保存]をクリックします。
  7. OK をクリックします。材料クイック編集ダイアログを開くと、新しい材料を使用できます。

デフォルト材料データベースには、すべての材料タイプに対して最低でも1つのインスタンスが含まれています。新しい材料を作成する際は、デフォルト材料を例として用いるのが便利です。これらの材料は読み取り専用であるため、材料エディタによりオリジナルをカスタムデータベースにコピーし、その内容を変更します。既存材料からの材料の作成についての詳細

分布抵抗材料の作成例

ガイドライン

抵抗材料の定義は、特定の直交座標系成分を参照しません。その代わり、値は、流れ方向および垂直方向成分として保存されます。特定の直交座標系方向は、抵抗材料を部品に適用する際に指定されます。

また、抵抗材料には、熱伝導率も指定することができます。熱伝導率は、周りを囲む流体とは異なるものを指定でき、材料の温度に与える影響の大きい伝熱解析において重要です。

抵抗材料の定義に他の流体プロパティ情報は要求されません。ソルバーは、抵抗材料に対して、周囲の流体に基づき流体プロパティ情報を自動的に適用します。そのため、1種類の流体材料にのみ抵抗部が接していることが重要である。例えば、抵抗部の片側が空気に接し、もう一方が水に接するような場合、エラーとなり、解析は実行されません。