DimStyle オブジェクト(ActiveX)

寸法の外観を決定する寸法設定のグループ。

サポートされているプラットフォーム: Windows のみ

クラス情報

クラス名

AcadDimStyle

オブジェクトの継承
Object
   AcadObject
      AcadDimStyle
作成時に用いる項目

VBA

DimStyles.Add
経由する項目

VBA

DimStyles.Item
Document.ActiveDimStyle

メンバー

次のメンバーはこのオブジェクトの一部です。

注意

アクティブな寸法スタイルは、図面内で作成された新しい寸法の外観を決定します。既存の寸法のスタイルを変更するには、寸法の StyleName プロパティを使用します。

現在のドキュメント優先の設定をコントロールするには、寸法記入システム変数を使用します。寸法記入システム変数の一覧については、AutoCAD の『オンライン ヘルプ』の「システム変数」を参照してください。

寸法記入システム変数を変更する場合、ドキュメント優先をアクティブな寸法スタイルに実際に設定しますが、アクティブな寸法スタイル自体は変更しません。つまり、新しく作成されるすべての寸法は、アクティブな寸法スタイルのみで作成されますが、システム変数からの優先を反映しません。システム変数からの優先は、アクティブな寸法スタイルが更新されるまで新しい寸法上では認識されません。寸法スタイルの設定を変更するには、CopyFrom メソッドを使用します。このメソッドは、寸法スタイルの設定(優先を含む)をドキュメント、寸法、またはその他の寸法スタイルからコピーします。

AutoCAD ユーザ インタフェースを介して作成される寸法は、アクティブな寸法スタイルと、すべてのドキュメント優先で作成されます。ActiveX を介して作成される Dimensions は、アクティブな寸法スタイルのみで作成されます。ActiveX を介して作成される寸法にドキュメント優先を反映させるには、CopyFrom メソッドを使用して、寸法スタイルをドキュメントからアクティブな寸法スタイルにコピーします。これにより、既存のすべての優先がアクティブな寸法スタイルにコピーされます。