概要 - 曲線オブジェクトを作成する(VBA/ActiveX)

AutoCAD では、スプライン曲線、円、円弧および楕円を含むさまざまな曲線オブジェクトを作成できます。

すべての曲線は、現在の WCS の XY 平面で作成されます。

曲線を作成するには、次のいずれかのメソッドを使用します。

AddArc
指定された中心、半径、開始角および終了角から円弧を作成します。
AddCircle
指定された中心点と半径から円を作成します。
AddEllipse
指定された中心点、主軸上の点、および半径率から楕円を作成します。
AddSpline
2 次または 3 次 NURBS (nonuniform rational B-spline) 曲線を作成します。

スプライン オブジェクトを作成する

次の例は、(0, 0, 0)、(5, 5, 0)、(10, 0, 0)の 3 点を使って、モデル空間にスプラインを作成します。このスプラインは、(0.5, 0.5, 0.0)の開始接線と終了接線を持ちます。

Sub Ch4_CreateSpline()
  ' This example creates a spline object in model space.
  ' Declare the variables needed
  Dim splineObj As AcadSpline
  Dim startTan(0 To 2) As Double
  Dim endTan(0 To 2) As Double
  Dim fitPoints(0 To 8) As Double

  ' Define the variables
  startTan(0) = 0.5: startTan(1) = 0.5: startTan(2) = 0
  endTan(0) = 0.5: endTan(1) = 0.5: endTan(2) = 0
  fitPoints(0) = 1: fitPoints(1) = 1: fitPoints(2) = 0
  fitPoints(3) = 5: fitPoints(4) = 5: fitPoints(5) = 0
  fitPoints(6) = 10: fitPoints(7) = 0: fitPoints(8) = 0

  ' Create the spline
  Set splineObj = ThisDrawing.ModelSpace.AddSpline(fitPoints, startTan, endTan)
  ZoomAll
End Sub