リスト操作関数リファレンス(AutoLISP)

AutoLISP リスト操作関数の概要を、次の表に示します。

リスト操作関数

関 数

説 明

(acad_strlsort lst)

文字列のリストを文字コード順にソートします。

(append lst ...)

任意の数のリストを受け取り、それらを 1 つのリストにまとめます。

(assoc item alist)

連想リストの要素を検索し、指定された要素が含まれる連想リスト項目を返します。

(car lst)

リストの先頭の要素を返します。

(cdr lst)

指定されたリストの先頭の要素以外のすべての要素を含むリストを返します。

(cons new-first-element lst)

基本的なリスト作成関数です。

(foreach name lst [expr ...])

リストのすべてのメンバーに対して式を評価します。

(last lst)

リストの最後の要素を返します。

(length lst)

リストの要素数を表す整数を返します。

(list [expr ...])

任意の数の式を受け取り、それらを 1 つのリストに結合します。

(listp item)

指定された項目がリストかどうかを調べます。

(mapcar function list1 ... listn)

指定されたリストの各要素を引数として関数を実行した結果のリストを返します。

(member expr lst)

指定された式がリスト内に存在するかどうかを検索し、初めに検出した式以降のリストを返します。

(nth n lst)

リストの n 番目の要素を返します。

(reverse lst)

要素の順番を反転させたリストを返します。

(subst newitem olditem lst)

リストで古い項目を検索し、古い項目があるたびに新しい項目で置き換えたリストのコピーを返します。

(vl-consp list-variable)

リストが nil かどうかを調べます。

(vl-every predicate-function list [ more-lists ...])

すべての要素の組み合わせに対してテスト結果が真かどうかをチェックします。

(vl-list* object [more-objects ...])

リストを作成して返します。

(vl-list->string char-codes-list)

整数リストに対応する文字を結合して文字列を作成します。

(vl-list-length list-or-cons-object)

本来のリストの長さを算出します。

(vl-member-if predicate-function list)

リストのメンバーの 1 つに対してテスト結果が真かどうかを調べます。

(vl-member-if-not predicate-function list)

リストのメンバーの 1 つに対してテスト結果が nil かどうかを調べます。

(vl-position symbol list)

指定されたリスト項目のインデックスを返します。

(vl-remove element-to-remove list)

リストから要素を除去します。

(vl-remove-if predicate-function list)

指定されたリストの要素の中で、テスト関数が失敗したすべての要素を返します。

(vl-remove-if-not predicate-function list)

指定されたリストの要素の中で、テスト関数に合格したすべての要素を返します。

(vl-some predicate-function list [more-lists ...])

1 つの要素の組み合わせに対して、テスト結果が nil かどうかをチェックします。

(vl-sort list comparison-function)

指定された比較関数にしたがってリスト内の要素をソートします。

(vl-sort-i list comparison-function)

指定された比較関数にしたがってリスト内の要素をソートし、要素のインデックス番号を返します。

(vl-string->list string)

文字列を文字コードのリストに変換します。