概要 - エラー メッセージに影響を及ぼす監査レベルを設定する(DCL)

文法監査のレベルは、DCL ファイルに対して表示されるメッセージに影響を及ぼします。

注: AutoLISP での DCL のサポートは Windows のみに制限されています。

監査レベルを 3 に設定すると、エラーが発生したときに、警告メッセージを含む警告ダイアログ ボックスが表示されます。DCL ファイルの先頭に次の行を挿入することで、これを確認できます。

dcl_settings : default_dcl_settings
{
  audit_level = 3;
}

重複する属性を追加するなど、エラー状況を発生させて、ダイアログ ボックスを表示してみてください。acad.dce ファイルの表示を促す警告メッセージが表示されます。このファイルには、次のメッセージが含まれています。

=== DCL semantic audit of C:/PROGRA~1/AUTOCA~1/VLISP/$vld$.dcl ===

低レベルの(ほとんど分析を行わない)文法監査では、不要な属性定義は検査されず、ダイアログ ボックスは通常とおり表示されます。警告された状況を解消するには、DCL から重複する属性を削除します。