[ページ設定]ダイアログ ボックスでヘッダとフッタを指定する場合、アンパサンド文字(&)のみがエスケープ文字とみなされます。アンパサンド文字とその後に続く文字はどちらも、出力行にコピーされません。その代わりに、それらの文字によって後続のテキストが位置合わせされたり、それらの文字が可変情報に置き換えられます。
[ページ設定]ダイアログ ボックスの位置合わせコードで、出力されるページ上のヘッダ テキストの位置合わせ方法を指定します。次のいずれかのオプションを指定できます。
左揃え(既定)
ページの余白内で中央揃え
右揃え
[ページ設定]ダイアログ ボックスの置換コードは、Visual LISP が値を代入する変数です。次のいずれかのオプションを指定できます。
このコードは、アクティブな Visual LISP ウィンドウのタイトルに置き換えられます。Visual LISP のテキスト エディタ ウィンドウから呼び出すと、&f はフォルダと拡張子を含む編集されているファイルの名前になります。
現在のシステム日付。日付形式を選択するには、Visual LISP のメニューから[編集] [特殊コマンド] [日付/時刻の形式]を選択します。
現在のシステム時刻。時刻形式を選択するには、Visual LISP のメニューから[編集] [特殊コマンド] [日付/時刻の形式]を選択します。
現在のページ番号。
ヘッダ テキストにアンバサンド文字を含めるには、アンパサンド文字を 2 つ続けて入力します。
既定のヘッダは、次のように設定されています。
&cFile: &f &r&dt
既定のフッタは、次のように設定されています。
&r&p
次に、既定のページ レイアウト設定を使用している AutoLISP のソース ファイルから出力されたページの例を示します。
File: REACTORSTUFF.LSP 12/11/98 (defun saveDrawingInfo (calling-reactor commandInfo / dwgname filesize) (setq dwgname (cadr commandInfo) filesize (vl-file-size dwgname) ) (alert (strcat "The file size of “ dwgname “ is “)) . . . (princ) ) 2