Visual LISP の[ツール]メニューの[環境オプション]サブメニューから[一般的なオプション]オプションを選択すると、[一般的なオプション]ダイアログ ボックスが表示されます。[一般的なオプション]ダイアログ ボックスの[診断]タブには、Visual LISP が AutoLISP の構文に関する情報を通知する方法をコントロールするオプションがあります。
[診断]タブのオプションには、次のものがあります。
このチェック ボックスをオンにすると、構文チェッカーとファイル コンパイラは、各トップ レベルのフォームをチェックおよびコンパイルした後に、各ファイルの後ろに情報を報告します。
このチェック ボックスをオンにすると、トップ レベルの式がロードされたときに評価されて、[コンソール]ウィンドウに表示されます。
トップ レベルの式は、他の式の外側に現れる式です(たとえば、 defun の外側に現れる式)。たとえば、次の list の呼び出しはトップ レベルの式です。
(list 1 2 3)
(defun foo (x) x)
[ロード時にトップ レベルの結果を印刷]チェック ボックスをオンにしているときにこのコードを含むファイルをロードすると、[コンソール]ウィンドウには次のように表示されます。
(1 2 3)
FOO
このチェック ボックスをオンにすると、 load 関数を呼び出すたびに Visual LISP の[コンソール]ウィンドウにメッセージが表示されます。
このオプションをオンにすると、 print 、 princ 、 prin1 関数の既定の出力が、Visual LISP の[コンソール]ウィンドウだけではなく、AutoCAD のコマンド ウィンドウと Visual LISP の[コンソール]ウィンドウにエコー表 されます。
このチェック ボックスをオンにすると、オブジェクトの要素が図面データベース オブジェクトの[検査]ウィンドウに表示されます。このチェック ボックスをオフにすると、オブジェクト行(図形名を含む)だけが図面オブジェクトの[検査]ウィンドウに表示されます。
このチェック ボックスをオンにしているときに[一回で停止]モードをオンにすると、ファイルのロード処理中に各トップ レベルの式( defun など)を評価するまでブレークは発生しません。
[アニメート]モードでプログラムがステップされるときの停止時間を、ミリ秒単位で設定します。既定は 100 です。