ActiveX を使用すると、標準の AutoCAD オブジェクトとやりとりできる以外にも、もっと高度なことが行えます。
vl-load-com とともにロードされる ActiveX サポート関数では、ActiveX をサポートする他のアプリケーションからオブジェクトにアクセスすることができます。たとえば、Microsoft® Word の文書を開いて、AutoCAD 図面から文字データを取得し、その文字を Word 文書にコピーできます。また、Microsoft Excel のスプレッドシートのセルにアクセスして、AutoCAD 図面でそのデータを使用することもできます。
他の ActiveX アプリケーションとやりとりしたい場合は、それらのアプリケーションのマニュアルを参照してアプリケーションのオブジェクト名と、アプリケーションのメソッドとプロパティを扱う方法を学習する必要があります。通常は、ActiveX 対応のアプリケーションのオンライン ヘルプで ActiveX インタフェースに関する情報が提供されています。
たとえば、AutoCAD では 『ActiveX/VBA リファレンス』の他に、ActiveX を扱うための情報が記載されている 『ActiveX/VBA 開発者用ガイド』が提供されています。