図面オブジェクト関数リファレンス(AutoLISP/ActiveX)

注: AutoLISP での ActiveX のサポートは Windows のみに制限されています。

AutoLISP 図面のオブジェクト処理関数の概要を、次の表に示します。

図面のオブジェクト処理関数

関 数

説 明

(vlax-create-object "prog-id")

ActiveX オブジェクトの新しいインスタンスを作成します。

(vlax-dump-object obj)

オブジェクトのメソッドとプロパティを一覧表示します。

(vlax-erased-p obj)

オブジェクトが削除されているかどうかを調べます。

(vlax-get-acad-object)

現在の AutoCAD セッションのトップ レベルの AutoCAD アプリケーション オブジェクトを取得します。

(vlax-get-object "prog-id")

ActiveX オブジェクトの実行中のインスタンスを返します。

(vlax-get-or-create-object "prog-id")

存在する場合は、ActiveX オブジェクトの実行中のインスタンスを返します。実行中のインスタンスが存在しない場合は、オブジェクトの新しいインスタンスを作成します。

(vlax-import-type-library :tlb-filename filename [ :methods-prefix mprefix :properties-prefix pprefix :constants-prefix cprefix])

タイプ ライブラリから情報を読み込みます。

(vlax-method-applicable-p obj method)

オブジェクトが特定のメソッドをサポートしているかどうか調べます。

(vlax-object-released-p obj)

オブジェクトが解放されているかどうかを調べます。

(vlax-read-enabled-p obj)

オブジェクトを読み込めるかどうかを調べます。

(vlax-release-object obj)

図面オブジェクトを解放します。

(vlax-typeinfo-available-p obj)

指定されたタイプのオブジェクトにタイプ ライブラリ情報があるかどうかを調べます。

(vlax-write-enabled-p obj)

AutoCAD の図面オブジェクトが修正可能かどうかを調べます。