キーワード フレームには、Visual LISP 環境内で行われる特定のタイプの動作が示されます。
キーワードは、フレームのタイプを示します。キーワード フレームは、スタックの最上部またはスタックの最下部の 2 箇所にのみ表示されます。
次のタイプのキーワード フレームは、スタックの上部にのみ表示されます。
キーワード フレーム(上部) |
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フレームのタイプ |
行われた動作 |
:ACMD-CALLBACK |
登録された AutoCAD コマンドの呼び出し。 |
:AFTER-EXP |
プログラムがデバッグ ブレーク モードで中断され、[ステップ イン]または[ステップ オーバー]コマンドで式がステップ アウトされました。 |
:ARQ-SUBR-CALLBACK |
AutoCAD から Visual LISP で定義した関数の通常の呼び出しが行われました。 |
:AXVLO-IO-CALLBACK :DWF :DWG |
DWG 内の Visual LISP オブジェクトが保存または呼び出されました。 |
:BEFORE-EXP |
関数入力時にデバッガによって中断されました。このメッセージは、[ステップ イン]または[ステップ オーバー]を使用してステップ実行するたびに表示され、そのステップは式の中まで入ります(キーワード :AFTER-EXP によって示される場合のように、式をそのままにしておくのではありません)。 |
:BREAK-POINT |
ユーザによってブレークポイントが設定されました。 |
:ENTRY-NAMESPACE |
独自の名前空間 VLX のコンテキスト内で呼び出されました。 |
:ERROR-BREAK |
一般的な実行エラーが発生しました。ショートカット メニューから[メッセージを表示]を選択すると、さらに具体的なエラー メッセージを表示できます。 |
:FUNCTION-ENTRY |
関数入力時にデバッガによって中断されました。このメッセージの後に続くスタック要素には、中断された関数の呼び出しフレームが含まれます。 |
:KBD-BREAK |
[Pause]が押されて、プログラムが一時停止しました。 |
:PROTECT-ASSIGN |
プロテクト シンボルに値が割り当てられました。右クリックして表示されるショートカット メニューから[メッセージを表示]を選択すると、変数名、その現在値、および変数に割り当てられようとした新しい値を表示できます。また、[検査]コマンドを実行してシンボルに含まれているリストを表示したり、その後の :PROTECT-ASSIGN で示された新しい値を表示できます。 |
:REACTOR-CALLBACK |
リアクタを呼び出しました。 |
:READ-ERROR |
読み込み動作中にエラーが発生しました。ショートカット メニューから[メッセージを表示]を選択すると、エラーに関する追加情報が表示されます。 |
:SYNTAX-ERROR |
Visual LISP が間違った AutoLISP プログラムの構文を検出しました。 |
次のタイプのキーワード フレームは、スタックの下部にのみ表示されます。
キーワード フレーム(下部) |
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フレームのタイプ |
行われた動作 |
:ACAD-REQUEST |
キーワード フレーム :ACAD-REQUEST のすぐ上のフレームに表示されている関数の呼び出しが、AutoCAD コマンド プロンプトから呼び出されました。 |
:DCL-ACTION |
DCL タイルまたはダイアログのアクションが、AutoCAD から要求されました。キーワード :DCL-ACTION の後ろには、次の 2 つの文字列が続きます。DCL ダイアログ名、および DCL アクション本体の中の変数 $KEY の値。数値が表示される場合、それは DCL アクション本体の中の変数 $REASON の値です。キーワード フレームのすぐ上のフレームには、アクションの文字列から作成された関数呼び出しが表示されています。 |
:INSPECT-EVAL |
[検査]コマンドが評価されました。 |
:INSPECT-VERBOSE |
図面検査フック関数に入りました。 |
:TOP-COMMAND |
Visual LISP IDE が、スタックに表示されている最初の要素の中で得られたアクションを要求しました。このような状況は、たとえば、選択したテキストまたはファイルをロードすることにより、関数が直接呼び出されたときに発生します。 |
:USER-INPUT |
フレームに表示されている文字列が、Visual LISP の[コンソール]ウィンドウから入力されました。キーワード フレームのすぐ上のフレームには、ユーザ入力から転送された式が表示されています。入力した文字列が長すぎる場合は、右クリックしてショートカット メニューを表示し、[メッセージを表示]を選択してテキスト全体を表示します。また、[検査]コマンドを選択して、入力した文字列を検査することもできます。 |
:WATCH-EVAL |
ウォッチした式が評価されました。 |