5番目の計算ステップで、2回以上計測されたポイントを同定します。以前の計算ステップの近似値が、各ポイントの座標となります。通常、同一ポイントの座標は、多少、異なります。
調整では、同一ポイントが結合され、未知のポイントとして導入されます。
[同一ポイントの検索]機能によって、[フィールド コード一覧]に明記されている識別子、フィールド コード、位置によって同一ポイントを検出します。許容範囲を越えるポイントについては、検索結果を手動で解析するよう促します。
たとえば、異なるフィールド コードを持つ2つのポイントが許容範囲の中に存在する場合で、それらが2つの異なる実在の物体を表していた場合、両方のポイントを保存します。すると、それらは両方、調整計算に含まれました。
同一ポイントを検索するには
同一ポイントの検索規則を定義、または、確認するには
結果が信頼できる場合は、[次へ]をクリックして、「ステップ7、調整の計算」を続けます。
「計算ステップ5、同一ポイントの検索」が完了した後で、既存のベース ポイント(固定ポイント)を不明のポイントとして導入できます。「可動ポイント」を参照してください。
「ステップ 6、既存のポイントの検索」は、既定のワークフローの一部ではありません。ナビゲーション ペイン上のリンクを明示的にクリックし、任意でこのステップを開始します。また、グローバル設定の「既定の計算設定」で、ステップ6を既定のワークフローに追加することができます。「グローバル測量設定」を参照してください。
「計算ステップ5、同一ポイントの検索」は、計測エラーを発見するのに役立ちます。たとえば、ポイントに一意の識別子を使用する場合、同じ識別子を持つ2つのポイント間の距離のFSが算出されます。距離が許容範囲を越えると、ポイントが記載されます。「重大な同一ポイント」も参照してください。