サーフェスでスライド(Slide on Surface)コンストレイントを作成して、nParticle オブジェクトをターゲット サーフェス(nCloth サーフェスまたはパッシブ衝突オブジェクト)にアタッチし、コンストレイントされた nParticle をコンストレイント先のサーフェスに沿って移動またはスリップさせることができます。
衝突の代わりにサーフェスでスライド(Slide on Surface)コンストレイントを使用できます。多くの場合、衝突よりも高速に処理されます。たとえば、液体 nParticle オブジェクトをパッシブ オブジェクト バケツの外側にサーフェスでスライド(Slide on Surface)コンストレイントすると、パーティクルがバケツの端を伝わってぽたぽたと落ちるようになります。
nParticle のサーフェスでスライド(Slide on Surface)コンストレイントを作成するには
ターゲット サーフェスになれるのは、nParticle オブジェクトまたは nucleus オブジェクトと同じ nucleus システムの一部である nCloth オブジェクトまたはパッシブ衝突オブジェクトです。ポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイントのターゲット オブジェクトとして、他の nParticle オブジェクトを使用することはできません。
nucleus 以外のオブジェクトのターゲット サーフェスを選択した場合、コンストレイントが作成されるときにそのサーフェスはパッシブ オブジェクトになります。
サーフェスでスライド コンストレイントの作成オプション ボックス(Create Slide on Surface Constraint Options Box)が表示されます。
nParticle コンポーネントはターゲット サーフェスにコンストレイントされ、その両方が dynamicConstraint ノードから nParticle オブジェクトの Maya Nucleus ソルバに接続されます。
dynamicConstraint ノードのプリセット プロパティは、コンストレイントのタイプ(この場合は、サーフェスでスライド(Slide on Surface)コンストレイント)とその動作を定義します。たとえば、次のアトリビュート設定を使用してサーフェスでスライド(Slide on Surface) コンストレイントを作成できます。
詳細については、dynamicConstraintShape を参照してください。