セットバックとカットバックは、梁を接続するときに適用されます。梁はその終点で接続され、複数の梁が 1 つの終点に接続することができます。
終点の結合接続が行われるのは、2 つまたは複数の終点が一緒にスナップする場合か、または別の梁を描画するときに梁の終点が基準点になる場合です。[連結]オプションで描画される構造梁も、終点によって接続します。
2 つの梁が角度を持って端点結合されると、短い方の梁はカットバックされず、長い方の梁がカットバックされます。短い方の梁のセットバックも、長い方の梁の認識された終点と合うように調整されます。さらに遠い梁が結合部に接続する場合には、それらの梁は最も短い梁からカットバックされます。新しい梁のほうが短い場合には、最も短い梁を基準にして他の長い梁が組まれるように結合部が再設定されます。このカットバックの視覚的表現は、梁結合エディタで編集できます。
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カットバックは、要素の境界ボックスによって影響を受けます。L 梁へと組まれる梁が回転に基づいてどのように調整されるかに注目してください。
2 つの梁が組まれた L 梁フレーム
45 度回転した同じ L 梁
境界ボックスの範囲により、結合された梁のフレーム長さが決定されます。