このアップグレード プロセスは、すべての Autodesk Vault 製品のエディションに適用されます。リリース 2009 以降については、詳細情報が提供されていますが、一般的なプロセスはすべてのリリースに適用できます。アップグレードは、より新しいリリース、より上位の製品エディション、またはその両方を示している場合があります。アップグレードするときは、まず最新のリリースにアップグレードして、次に製品エディションをアップグレードします。
たとえば、Vault Workgroup 2013 から Vault Professional 2015 に移行する場合は、まずリリースを Vault Workgroup 2015 にアップグレードし、次にエディションを Vault Professional 2015 にアップグレードします。
Autodesk Vault 環境のマイグレーション プロセスは、バックアップの検証、SQL のアップグレード、Vault サーバのアップグレード、クライアントのアップグレード、バックアップの作成の 5 つの段階で構成されます。各段階の手順の数は、既存の Vault の実装によって異なります。
このドキュメントの説明では、一般的なサーバ管理作業に慣れていることを前提にしています。最低でも、Microsoft Windows™ でのソフトウェアのインストールおよびアンインストールに慣れている必要があります。
Autodesk Vault 環境について、気になる点や不明な点がある場合は、付加価値リセラーまたはオートデスク コンサルティングに相談することが最良の方法です。これは、クラスタ化された SQL を使用している場合や Vault と他の製品を統合している場合に特に重要です。