フェーズ 4: Vault Client のアップグレード

Vault 2013 と下位互換性

Vault 2013 では、旧リリースのクライアント統合をサポートするための ADMS サーバ用の機能が導入されています。この機能により、クライアントおよびサーバ側のロール アウトをスタガする必要のある Enterprise および SMB のオペレータは、この処理を柔軟に実行できるようになります。アップグレード、または現在の 2012 サーバに接続している大量のクライアント マシンにパッチを適用せずに、企業の ADMS サーバを 2013 に移行したり、設定することができます。

Vault Client のアップグレード

Autodesk Vault Client は、Autodesk Vault のインストール メディアのほか、関連製品のインストール メディアにも収録されています。

Microsoft® Office 用の Autodesk Vault Add-in は、ご使用のソフトウェアに同梱されています。これは、以下に挙げる Microsoft 製品のうち 1 つ以上がインストールされて登録されている場合に使用できます。

Autodesk Vault Client をインストールするには、Microsoft Windows の管理者権限またはパワー ユーザ権限が必要です。

オートデスクの設計アプリケーション用のクライアントをインストールする

    Autodesk 設計アプリケーション用のインストール メディアを挿入して、インストレーション ウィザードの指示に従います。

オートデスク以外の設計アプリケーション用のクライアントをインストールする

    該当するアプリケーションのインストール メディアを挿入して、ソフトウェアのインストール手順に従います。

Autodesk Vault のメディアからクライアントをインストールする

  1. Autodesk Vault のメディアを挿入します。
  2. setup.exe をダブルクリックします。
  3. ウィザードの指示に従って操作してください。

アドインの統合

    先に設計アプリケーションがインストール済みであれば、アドイン クライアントをインストールした時点で、自動的にその設計アプリケーションに統合されます。ただし、Vault Client の後にアプリケーションがインストールされている場合は、別途作業が必要になります。欠落しているアドインを追加するには、[コントロール パネル]にアクセスして、Vault Client のインストールを修正します。