カスタム オブジェクトは、Vault の管理者が拡張可能なシステムを使用して、所属するチーム、組織、または企業のニーズに即した新しい Vault エンティティを作成することを可能にします。管理者は、独自のカスタム オブジェクト定義を作成して、カテゴリ、ライフサイクル、およびプロパティに割り当てることができます。カスタム オブジェクト定義の作成後、ユーザはカスタム オブジェクトのインスタンスをユーザ インタフェースから直接作成できます。ファイルやフォルダと同様に、ユーザは多くの一般的な Vault のタスクをカスタム オブジェクトに対して実行できます。
カスタム オブジェクト定義
カスタム オブジェクト定義は、[カスタム オブジェクトを設定]ダイアログ ボックスで作成、編集、および削除します。[カスタム オブジェクトを設定]ダイアログ ボックスには、[Vault 設定]ダイアログ ボックスの[カスタム オブジェクト]タブからアクセスできます。カスタム オブジェクト定義を作成および修正するには、管理者である必要があります。
カスタム オブジェクト インスタンス
たとえば、「タスク」という名前のカスタム オブジェクト定義が作成され、ユーザが「John の設計をレビュー」という名前のタスクを作成した場合、このタスク(John の設計をレビュー)を Vault 内の John の設計にリンクすることができます。
たとえば、カスタム オブジェクトをチェックアウトするときに、カスタム オブジェクトにファイル、フォルダ、アイテム、または変更管理へのリンクがある場合、このリンク データに関連付けられているファイルも一緒にチェックアウトされます。