Project Sync 機能は、Vault と Autodesk Buzzsaw 製品間でのファイルおよびフォルダの同期を実現します。この機能を使用すると、Vault のユーザは、Vault 内のフォルダのファイルと Buzzsaw 内のフォルダを自動的に同期することができます。同期は双方向で可能です。つまり、Vault と Buzzsaw との間でファイルを相互にアップロードできるため、プロジェクト チームのメンバー同士で効率的かつ信頼性に優れた双方向のコミュニケーションを確立できます。
特定の作業イベントが発生したときに自動的に同時を実行するように Project Sync を設定することができます。たとえば、ユーザが Vault でファイルのステータスを変更するたびに、Vault と Buzzsaw で自動的に同期を実行して、変更後のファイルが Buzzsaw に表示されるように設定することができます。
インストール要件
Project Sync は、Autodesk Vault Client のインストール メディアからインストールします。
Autodesk Vault 2015 R2 ユーザ: [インストール]をクリックします。
Project Sync のインストール完了後、次の機能が Vault Client マシンで使用可能になります。
Project Sync をインストールしたら、Vault 管理者は、Project Sync を使用できるよう有効化し、データを同期するためのフォルダ マッピングを設定する必要があります。
Project Sync の機能は、ジョブ サーバ キューからのジョブの取得において Vault Job Processor に依存します。このため、ジョブ サーバを有効にする必要があります。
ジョブ サーバを有効にするには、Vault の管理者である必要があります。
Project Sync の機能を有効化し、データを確実に同期するためにフォルダをマッピングする必要があります。
同期設定では、Vault と Buzzsaw フォルダ間の同期の方法とタイミングを設定できます。
プロキシ サーバが作業環境に存在している場合、この機能を有効にして、Vault と Buzzsaw サーバ間でデータの受け渡しが正常に行われるように設定する必要があります。