Mudbox との間でファイルを送信する

Mudbox との間で送受信を行うためには、あらかじめプロジェクト フォルダを設定します。Mudbox から受信したテクスチャは、現在のプロジェクトの ¥¥sceneassets¥images フォルダに追加されます。

Mudbox が 3ds Max からマップを受信すると、Mudbox によってマップの名前が命名規則に従って変更されます。マップを送り返した場合、それらは別の名前に変わり、元の 3ds Max マップが上書きされることはありません。ただし、マテリアルの割り当ては更新され、Mudbox からの新しいマップをポイントするようになります。

3ds Max でマップ割り当てを更新し、マップされたジオメトリを Mudbox に送信し、続いて 3ds Max に送り返した場合、名前が一致するマップは置き換えられます。3ds Max マテリアル内のマップの名前が Mudbox から受信されるマップの名前と一致しない場合、それらのマップは個々に残されます。Mudbox から受信した新しいマップは、追加されます。

Mudbox から受信したオブジェクトは、Mudbox の現在の詳細レベルで送信されています。Mudbox 内のオプションを使用し、スカルプト レイヤを 3ds Max に送信できます。これらはモーフ ターゲットとして受信され、それらを格納するためにモーフ モディファイヤが作成されます。モーフ ターゲットに取り込みスカルプト レイヤと同じ名前が付いている場合、モーフ ターゲットは置き換えられます。名前が同じでなければ、新しいターゲットが作成されます。Mudbox によって取り込みオブジェクトのトポロジが変更された場合、直前のモーフ モディファイヤは新しいものに置き換えられます。

ヘルパー オブジェクトは Mudbox との間で送受信されません。ボーンは Mudbox に送信されますが、Mudbox によってボーンが送り返されることはありません。スキン モディファイヤまたは Physique モディファイヤが適用されたメッシュを送信し、Mudbox でトポロジを修正し、続いてこれを 3ds Max に送り返すと、結果として作成されるスキン アニメーションは予期したとおりに再生されないことがあります。

Mudbox にファイルを送信するときに UVW マッピング座標を設定する

一部の 3ds Max プリミティブには、Mudbox で認められていない、既定の UVW マッピング座標があります。たとえば、円柱の既定座標は、範囲 0.0 ~ 1.0 の縁取りと重なります。

円柱の既定のマッピング座標は範囲 0 ~ 1 に一致せず、左側では U 値が 1 より小さくなります。

座標範囲が範囲 0.0 ~ 1.0 内に完全に納まるか、あるいはこの範囲から完全に出ている場合、マッピング座標は Mudbox で容認されます。

この状況は、既定座標で発生することも、UVW アンラップ モディファイヤを使用して設定された UVW 座標で発生することもあります。

この状況を解決するには、UVW アンラップ モディファイヤを 3ds Max プリミティブに適用します。

  • [UVW を編集](Edit UVWs)ダイアログですべての面を選択してから、[要素を配列](Arrange Elements)ロールアウトで ([平均化してパック](Pack Normalize))をクリックします。
  • 重なっている要素がないことを確認します。

これらのステップを実行した後は、Mudbox にオブジェクトを送信してもマッピング エラーは発生しません。