シーン エクスプローラで作業するには

ここでは、[シーン エクスプローラ](Scene Explorer)ウィンドウの一般的な機能を使用する手順について説明します。このセクションのいくつかのトピックでは、特定のシーン エクスプローラ機能を使用するための追加の手順を確認できます。

シーン エクスプローラでオブジェクトを選択する:

    注: シーン エクスプローラでオブジェクトを選択すると、シーンで自動的に選択されます(逆も同様です)。
    注: シーン エクスプローラで選択したオブジェクトのカラーに関しては次のようになります。
    • 明るい青は、オブジェクトが選択され、シーン エクスプローラにフォーカスがあることを示します。
    • グレーは、オブジェクトが選択され、シーン エクスプローラにフォーカスがないことを示します。
    • 濃い青は、選択したオブジェクトの親(オブジェクトまたはレイヤ)を示します。
  1. オプションで、[表示]ツールバーでオブジェクト タイプ フィルタを設定して確認したいオブジェクトのみ表示できます。既定では、このダイアログ ボックスの左側の垂直方向のツールバーを使用できます。このフィルタは、[表示](Display)メニュー [オブジェクト タイプ](Object Types)サブメニューからも使用できます。
  2. 次のいずれかを実行します。
      1. エクスプローラの上にあるテキスト フィールドをクリックし、選択するオブジェクトを他のオブジェクトと区別できる文字列をキーボードから入力します。たとえば、シーンに球とボックスがそれぞれいくつか含まれる場合、球の名前が既定値のままであれば、S と入力するだけですべての球を表示できます。
        ヒント: さらに柔軟に一致させる場合は、ワイルドカードを使用します。たとえば、?y と入力すると、名前の 2 番目の文字が「y」のオブジェクトのみが表示され、*d と入力すると、最初の文字の後に「d」という文字が含まれているオブジェクトが表示されます。この例では、いずれのワイルドカード入力も、「cylinder」などで始まる名前のオブジェクトすべてと一致します。

        テキストを入力すると、リストは項目と一致する名前のみを表示し、残りは非表示になります。このフィルタを除去するには、テキストを削除するか をクリックします。

      2. [Enter] を押して、リスト全体を復元している間に一致するオブジェクトのみをハイライト表示または選択します。
    • マウスを使用する場合:
      • 1 つの項目を選択するには、その名前をクリックします。オブジェクトとその子を選択するには、その項目をダブルクリックします。
      • 複数の連続するリスト エントリを選択するには、最初の項目をクリックしたまま[Shift]+最後の項目をクリックします。
      • 連続してリストされていない項目をハイライト表示するには、[Ctrl]キーを押したまま項目をクリックします。

        項目のハイライトを外すには、[Ctrl]キーを押しながらクリックします。すべての項目を選択解除するには、シーン エクスプローラ リストの空の領域(項目の下など)をクリックします。

      • [選択](Selection)ツールバーで、 [すべてを選択](Select All)、 [選択を解除](Select None)(選択後)または、 [選択を反転](Select Invert)をクリックします。
    • 名前付き選択セットがある場合は、[選択](Selection)ツールバーの[選択の設定](Selection Set)ドロップダウン リストから 1 つを選択します。
    • [検索オプション](Advanced Search)ダイアログ ボックスを使用する場合: [シーン エクスプローラ](Scene Explorer)ダイアログ ボックス [選択](Select)メニューの[検索](Search)を選択し、ブール演算子を用いた検索語句を必要な数だけ設定して、[選択](Select)をクリックします。

シーンからオブジェクトを削除する:

オブジェクトとレイヤの表示/非表示を切り替える:

シーン エクスプローラで[階層別にソート](Sort By Hierarchy)モードで階層を編集する:

[シーン エクスプローラ](Scene Explorer)ダイアログ ボックスをドッキングおよびフローティングする:

複数のオブジェクトを編集する:

  1. 変更したい値がシーン エクスプローラのインタフェースに表示されていることを確認します。表示されていない場合は、[カラムを設定](Configure Columns)を使用して追加してください。
  2. 複数のオブジェクトを選択します。
  3. オブジェクトの 1 つについて、値を変更します。

    シーン エクスプローラによって、すべての選択した項目に同じ値が設定されます。

  4. ヒント: [フリーズ](Frozen)などのオン/オフ タイプのプロパティでは、アイコンまたはチェック ボックスでなくても、セル内のどこかをクリックすればオン/オフを切り替えることができます。
    注: 選択したオブジェクトの行をクリックしても、他のオブジェクトは選択解除されません。

階層、レイヤ、コンテナ、またはグループを展開または集約する:

選択したオブジェクトの[オブジェクト プロパティ](Object Properties)ダイアログ ボックスを表示するには:

  1. シーン エクスプローラまたはレイヤ エクスプローラを開きます。
  2. ダイアログ ボックスのリストで、確認または変更するプロパティを持つオブジェクトを選択します。
  3. 右クリックし、クアッド メニューから[プロパティ](Properties)を選択します。

1 つまたは複数のオブジェクトの名前を変更する:

  1. リスト内のオブジェクトの名前をクリックしてオブジェクトを選択します。または、複数のオブジェクトを選択します。この場合、編集はすべての選択されたエントリに適用されます。
  2. 選択した 1 つのオブジェクトの名前をゆっくりダブルクリックするか、右クリックして[名前変更](Rename)を選択します。
    注: 複数のオブジェクトの名前は、右クリック メニューの[オブジェクトの名前を変更](Rename Objects)ダイアログ ボックスでのみ変更できます。