[プロジェクト マネージャ]に新たに導入された[ロケーション ビュー]タブでは、アクティブなプロジェクトに含まれているデバイスと配線を完全に表示することができます。コンポーネントは、装置の値とロケーションの値を基準にして編成されます。

[ロケーション ビュー]タブでは、次の機能を使用することができます。


AutoCAD Electrical プロジェクトを Inventor プロジェクトにリンクできるようになりました。 検索
リンクを確立することで、2D および 3D の電子回路設計間でデータを交換することができます。プロジェクトをリンクすると、[ロケーション ビュー]タブを使用して、AutoCAD Electrical と Inventor のコンポーネントおよびデータを表示できるようになります。

プロジェクトをリンクすると、次の機能を使用できるようになります。
AutoCAD Electrical コンポーネントが Inventor コンポーネントにリンクされていない
Inventor コンポーネントが AutoCAD Electrical コンポーネントにリンクされていない
AutoCAD Electrical コンポーネントと Inventor コンポーネントがリンクされている
リンクされているが、AutoCAD Electrical コンポーネントと Inventor コンポーネントとの間に不一致がある
AutoCAD Electrical cable ケーブルが Inventor ケーブルにリンクされていない
Inventor ケーブルが AutoCAD Electrical ケーブルにリンクされていない
AutoCAD Electrical ケーブルと Inventor ケーブルがリンクされている
リンクされているが、AutoCAD Electrical ケーブルと Inventor ケーブルとの間に不一致がある

この機能は、Inventor の[アセンブリ]リボンに新たに導入された[エレメカ]タブでも同様に使用することができます。
並べ替え順の図面プロパティおよびプロジェクト プロパティが、タグおよび線番の順序に加え、配線シーケンスにも適用されるようになりました。この設定に基づき、複数のコンポーネントで構成される回路の既定の配線シーケンスが決定します。
AutoCAD Electrical では、配線の接続シーケンスの決定時に次の手順が実行されます。

[線番編集]または[属性編集]ダイアログ ボックスで、線番属性(W01USER ~ W10USER)を編集できるようになりました。これらの値は、次のレポートのフィールドで使用できます。
[コネクタ挿入]ダイアログ ボックスの設定が、AutoCAD Electrical のセッション間で維持されるようになりました。既定の設定を指定した後は、既定を再び設定する必要がなくなります。製品では、メートル法の図面の設定とインペリアル法の図面の設定の 2 グループの設定がサポートされています。アクティブな図面に基づいて、適切な設定が自動的に使用されます。
単線図で作業しているときに、既に挿入した回路図コンポーネントまたはパネル コンポーネントに基づいて、単結コンポーネントに注釈を付ける場合があります。この操作を容易にするために、一致する単線結線図シンボルの有無に基づいて、コンポーネントのリストをフィルタするオプションが新たに導入されました。

回路図コンポーネントまたはパネル機器シンボルについて、一致する単結コンポーネントがある場合、回路図、パネル、または単結のリファレンスをすべて含めるには、このチェック ボックスをオンにします。
回路図コンポーネントまたはパネル機器シンボルについて、一致する単結コンポーネントがある場合、回路図、パネル、または単結のリファレンスをすべて除外するには、このチェック ボックスをオフにします。生成されるリストには、一致する単結コンポーネントがないタグのみが含められます。

[複数挿入]コマンドを使用して、回路図端子を挿入する場合、タグ端子台、装置、ロケーションの属性値を非表示にするオプションが導入されました。

[複数挿入(アイコン メニュー)]を使用する場合、オプションは最初の端子の挿入後に使用することができます。[複数挿入(マスター選択)]を使用する場合、オプションは、最初の端子を含め、端子を挿入するたびに使用することができます。