コンポーネント道路の場合、Drainage Design は、コンポーネント道路のコンテキストによる配置、勾配、マテリアルに対応します。流入口の位置、支流の領域、側溝のスプレッド、流入口のパフォーマンスの解析では、コンポーネントのマテリアルと横断勾配の両方を使用して、嵐の条件下で最適な結果になるように流入口の配置と勾配が調整されます。この解析により、コンポーネント道路で使用されるマテリアルの選択内容に合わせて、流出係数が調整されます。
Drainage Design の解析機能により、選択したパイプ配管のパフォーマンスを確認する前に、年超過確率の設定値(既定値は 1/10)を変更することができます。そのため、さまざまな嵐レベルの条件下で、パイプ配管のパフォーマンスを確認することができます。
流入口のアセット カードで[流入口の解析]オプションをオンにすると、選択した流入口のペアに関連付けられている支流領域の流出データが Drainage Design によってリアルタイムに計算されます。流入口の位置を調整すると、それに応じてデータが変更されるのがわかります。
舗装排水溝フィーチャを追加するときには、次のようなルールベースの間隔とオフセットを使用します。
| 流入口 |
流入口は、選択した道路が曲線トラックを持つ道路スタイルを使用している場合にのみ配置されます。 流入口は道路のカーブに沿った低点に配置され、舗装排水溝基準で定義された最大流入口間隔に基づいた高点から配置されます。 |
| マンホール |
マンホールは、舗装排水溝設計基準で定義された水平および縦配置オフセットに基づいたオフセットの流入口位置に配置されます。 左側の水平位置オフセットは負の値になります。右側の水平位置オフセットは正の値になります。 |
| パイプ |
排水パイプは流入口とマンホールを接続するために配置されます。パイプは、舗装排水溝設計標準で定義された最小勾配に合わせて配置されます。 マンホールを水平方向に配置する場合:
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