解析に基づく設計ルールと[排水溝ネットワークを追加]オプションを使用すると、選択した設計道路に排水溝ネットワークの初期レイアウトを追加することができます。 この道路ベースのツールは、選択した道路の右クリック メニューに表示されます。
[排水溝ネットワークを追加]オプションを使用すると、1 回の操作で初期レイアウトを設計道路に追加することができます。このオプションでは、各種構造物(流入口、パイプ、マンホール、吐き口)のレイアウトを設定できます。構造物の数は、解析に基づく設計ルールで指定された数に一致します。
構造物は、既定のコンポーネント パーツ カタログまたはカスタム カタログ(存在する場合)から追加します(カスタム パーツ カタログの作成と使用については、Project Kameleon を参照してください)。 これらのカタログを Autodesk AutoCAD Civil 3D で使用すると、2 つのアプリケーション間でスムーズにデータを交換することができます。
Drainage Design により、各種条件の解析と初期レイアウトの計算が実行されます。フィーチャがキャンバスに表示されるまで、多少時間がかかる場合があります。
[排水溝ネットワークのサイズを変更]オプションの実行が完了したら、[パフォーマンスを検査]オプションを実行して、選択したパイプ配管の水力のパフォーマンスを解析することができます。また、流入口を選択して、その流入口の間隔(キャプチャ、スプレッド、バイパス)と全体的な効率評価を解析することもできます。
道路の排水溝ネットワーク フィーチャは、道路サーフェスの下に配置されます。これらを表示する最も簡単な方法は、道路サーフェスの下に移動することです。または、道路のソリッド サーフェスを透明なサーフェスと置き換えます。「道路の地下の舗装排水溝フィーチャを表示するには」を参照してください。透明な道路サーフェスでは排水溝オブジェクトを選択できません。
ネットワーク全体を表示するには、[排水溝ネットワークをハイライト表示]オプションを使用します。