設計道路に排水溝ネットワークを追加するには

解析に基づく設計ルールと[排水溝ネットワークを追加]オプションを使用すると、選択した設計道路に排水溝ネットワークの初期レイアウトを追加することができます。 この道路ベースのツールは、選択した道路の右クリック メニューに表示されます。

[排水溝ネットワークを追加]オプションを使用すると、1 回の操作で初期レイアウトを設計道路に追加することができます。このオプションでは、各種構造物(流入口、パイプ、マンホール、吐き口)のレイアウトを設定できます。構造物の数は、解析に基づく設計ルールで指定された数に一致します。

注: 排水溝フィーチャを一度に 1 つずつ手動で追加するには、[排水溝ネットワーク]ツールを使用します。
注: ローカライズされたより正確な結果を得るには、[降雨コンテンツ]ツール()を排水溝ネットワーク ツールと組み合わせて使用します。

構造物は、既定のコンポーネント パーツ カタログまたはカスタム カタログ(存在する場合)から追加します(カスタム パーツ カタログの作成と使用については、Project Kameleon を参照してください)。 これらのカタログを Autodesk AutoCAD Civil 3D で使用すると、2 つのアプリケーション間でスムーズにデータを交換することができます。

  1. 設計道路を選択します。
  2. 編集モードで、道路の右クリック メニューの[排水溝ネットワークを追加]をクリックします。

    Drainage Design により、各種条件の解析と初期レイアウトの計算が実行されます。フィーチャがキャンバスに表示されるまで、多少時間がかかる場合があります。

  3. 必要に応じて、初期レイアウトを修正します。
    • 吐き口を含め、個々の構造物の追加、移動、変更を行います。
    • キャンバス内で作業することも、設計道路のアセット カードを使用して作業することもできます。構造物を選択すると、その構造物のアセット カードが表示されます。
    • ネットワーク全体を表示するには、[排水溝ネットワークをハイライト表示]オプションを実行します。
  4. 構造物の配置に問題がなければ、[排水溝ネットワークのサイズを変更]オプションを実行して、Drainage Design の解析に基づく設計の適用プロセスを完了します。[排水溝ネットワークのサイズを変更]オプションにより、変更内容が初期設計に適合するように、各構造物の配置とサイズが微調整されます。

[排水溝ネットワークのサイズを変更]オプションの実行が完了したら、[パフォーマンスを検査]オプションを実行して、選択したパイプ配管の水力のパフォーマンスを解析することができます。また、流入口を選択して、その流入口の間隔(キャプチャ、スプレッド、バイパス)と全体的な効率評価を解析することもできます。

排水溝ネットワークを表示する

道路の排水溝ネットワーク フィーチャは、道路サーフェスの下に配置されます。これらを表示する最も簡単な方法は、道路サーフェスの下に移動することです。または、道路のソリッド サーフェスを透明なサーフェスと置き換えます。「道路の地下の舗装排水溝フィーチャを表示するには」を参照してください。透明な道路サーフェスでは排水溝オブジェクトを選択できません。

ネットワーク全体を表示するには、[排水溝ネットワークをハイライト表示]オプションを使用します。