設計道路コリドー(プレビュー)を最適化するには

定義したパラメータに基づいて設計道路の最適な水平パスを計画するには、InfraWorks 360 (プレビュー)の[コリドー最適化]を使用します。

コリドー最適化の解析により、ユーザが指定したコリドー周辺の境界領域が定義されます。この領域が解析されて、最適化されたコリドーが判断されます。コリドーの始点と終点だけでなく、解析の境界領域のサイズも調整することができます。最適な結果を得るため、選択した道路に合わせてプロジェクトの境界を狭くしてください(特に、最適化する道路が短い場合)。

注: 最適化された水平方向のパスを持つ設計道路を追加するには、道路のおおまかなパスを計画する際に[コリドー最適化]パネルを表示します。[コリドー最適化]ジョブにより、設計道路が生成されます。 コリドー最適化(プレビュー)は、 [道路を設計]ツールを使用して既に追加された道路では実行できません。

  1. をクリックして[コリドー最適化]パネルを表示します。
  2. [設計速度]を選択します。
  3. [ジョブの説明]を入力します。
    ヒント: 最適化ジョブに対して一意の説明があると、 [ジョブ モニタ]で複数の最適化のバリエーションを区別しやすくなります。
  4. ジョブに既定の[構造物スタイル]を選択します。
  5. 次のいずれかの操作を行います。
    • [パス]リストで、既存のパスを選択します。

      必要に応じて、既存のポイントをドラッグして位置を変更します。

    • をクリックして新しい始点と終点を定義し、モデル内をクリックしてポイントを配置します。

      新しいパスが[パス]リストに表示されます。名前を変更するには、その名前をダブル クリックします。

  6. コーナー グリップをドラッグして、境界領域を調整します。

    境界領域を狭くして、コリドーの配置用に解析する領域だけを含めます。

  7. [高度な設定]で、次のいずれかの操作を行います。
    • [コスト ゾーン & 適正マップ]を使用して、回避する領域を指定します。

      詳細については、「回避領域を指定するには」を参照してください。

    • [建設ルール]を使用して、橋梁やトンネルを使用する場合のルールを指定します。このタブでは、路側の切土および盛土(横断勾配)の勾配を設定する方法も指定できます。
    • [位置合わせの拘束]を使用して、最適化されたコリドーの最少半径を指定します。
    • [縦断の拘束]を使用して、最適化されたコリドーの最大勾配を指定します。
    • [建設費および土工費]を使用して、建設および土工アクティビティおよびマテリアルの単価を設定、確認します。

      設定した値は、最適化結果の計算に使用されます。詳細については、建設費および土工費についてのトピックを参照してください。

  8. [最適化]をクリックします。
  9. 最適化ジョブは、受信した順序で処理されます。最適化ジョブが完了すると電子メールで通知され、 [ジョブ モニタ]でジョブ ステータスを確認できます。

    注: 予想されるリリースの前にコリドー最適化がプレビューされます。プレビュー中に実行する場合は、位置合わせの最適化のクラウド クレジットの請求が免除され、一度に実行できるジョブが 1 つに制限されます。