概要 - ブラウザでモデルを表示する

モデルのレンダリング済みバージョンか、そのプレゼンテーション要素(パノラマ、シナリオ、注視点)を、Web ブラウザで表示することができます。InfraWorks 360 [ホーム]のブラウザ ビューからモデルを開きます。 管理者およびパブリッシャーは、Web アドミニストレータからモデルや要素の表示を管理します。

InfraWorks 360 の[ホーム]の Web ブラウザ ビュー

InfraWorks 360 の[ホーム]のブラウザ ビューには、ユーザのブラウザ上で表示可能なモデルが一覧表示されます。

自分が管理者またはパブリッシャーとなっているコラボレーション グループに属するモデルのタイルには、Web アドミニストレータのアイコン が表示されます。 このアイコンをクリックすると、[Web アドミニストレータ]ページが表示されます。「Web ブラウザでの表示用にモデルを準備する」を参照してください。

モデルのタイル内をクリックすると、そのモデルが Web ブラウザに表示されます。

Web ブラウザには、マスター提案または(存在する場合)その他の提案が 1 つだけ表示されます。モデルを共有しているコラボレーション グループの管理者またはパブリッシャーは、Web アドミニストレータを使用して、レンダリングする提案を選択することができます。また、モデル要素のビュー(パノラマ、シナリオ、注視点)のレンダリングや、パノラマの解像度の品質(標準品質または高品質)をコントロールできます。

レンダリングされたモデル ビューには、モデルがパブリッシュされた時点または最後に同期された時点における画層の表示設定が反映されます。

ブラウザでモデルを開くと、レンダリング済みモデル要素の位置がマークされます。

パノラマ ビューア ウィンドウ

パノラマは専用ウィンドウで開きます。ウィンドウ下部のコントロールを使用して、パノラマを操作します。左右への画面移動、垂直方向の表示角度の変更、ホーム位置への復帰が可能です。

注: このタイプまたは別のタイプのカメラ パス アニメーションの再生を自動化するには、そのアニメーションをストーリーボードで作成し、1 つのシナリオとしてパッケージ化します。

シナリオ ビュー ブラウザ ウィンドウ

シナリオは個別のビューアで開きます。ビューアには、シナリオ表示のコントロールとカスタム設定があります。これらを使用して、たとえばシナリオに含まれるストーリーボードを再生できます。

シナリオは、モデルの一部を表示するプレゼンテーション パッケージです。シナリオは、1 枚のスクリーショットだけで構成することも、ストーリーボードを使用して作成された複雑なアニメーションで構成することもできます。ブラウザでシナリオを表示する場合に最適なパフォーマンスを得るには、シナリオのサイズと複雑さを制限することをお勧めします。

InfraWorks 360 では、[オンライン シナリオを管理]オプションまたは[シナリオ ブラウザ]オプションを使用して、シナリオ ビューアで直接シナリオを開くこともできます。

領域範囲内またはサムネイル タイル内に表示されているシナリオ名をクリックすると、ブラウザ ウィンドウの各タブにそのシナリオが表示されます。
  1. Web ビューア ポータルが[ホーム]に再表示されます。
  2. シナリオ ビューを微調整するためのパネルが表示されます。
  3. フィーチャ画層のオンとオフを切り替えるためのパネルが表示されます。
  4. このシナリオで使用できるストーリーボードが一覧表示されます。
  5. シナリオのホーム ビュー位置が再表示されます。
  6. コメントの表示や追加を行うための[設計フィード]パネルが表示されます。

ブラウザでのモデルの表示と InfraWorks 360 でのモデルの表示の比較

モデルのレンダリング済みバージョンを Web ブラウザで表示するときには、そのモデル内で使用されている可能性のある次の種類のデータ、フィーチャ、設定はサポートされません