シナリオはモデルのすべて、または一部を表示するプレゼンテーション パッケージです。シナリオを作成し、クラウドで共有します。
シナリオ エディタを使用してシナリオを定義した後、モデルの同期時にシナリオをパブリッシュに含めて共有します。
シナリオを表示可能なユーザ
- シナリオの作成者であるユーザと、シナリオのモデルを共有しているコラボレーション グループのメンバー。
- 招待されたコラボレーション グループ外の視聴者(このユーザまたはグループ メンバーが参照するように招待状を送信した場合)。
- パブリック。つまり、Autodesk 360 アカウントを持つユーザと、InfraWorks 360 web viewerまたは InfraWorks 360 (iPad app)を使用しているユーザ。 「シナリオのアクセス権を設定するには」を参照してください。
シナリオをいつパブリッシュまたは更新(同期)するかをコントロールする
モデルをパブリッシュまたは同期するときにリソースとして[シナリオと Web ビュー]を選択することにより、モデルを最初にクラウドにパブリッシュするときや、以降の同期時にシナリオを含めることができます。この機能を使用すると使用可能なシナリオを修正できますが、修正版は準備が完了してからのみ使用可能にできます。
シナリオ表示とモデル表示の比較
Web ビューアまたは InfraWorks 360 (iPad アプリケーション)でモデルのシナリオを表示するときには、モデル内で使用されている可能性のある次の種類のデータ、フィーチャ、設定はInfraWorks 360 (iPad app)。
- 点群
- 影、日照と上空の設定
- 3D モデルまたはシミュレーションのアニメーション
- 地形またはフィーチャの主題
テクスチャは、日照、光源の強度、明るさの設定によって一部異なるため、シナリオ ビューアでは白く表示される場合があります。InfraWorks 360 モデルでこれらの設定を低くすることにより、影響を抑えてシナリオと同期させることができます。
シナリオとストーリーボード
シナリオには、1 つのスナップショットのように単純なものから、モデル全体のように大きいものまであります。モデル全体の場合は、視聴者が自らモデルをナビゲートします。または、一連のスナップショットまたはストーリーボードで構成されたシナリオを作成します。ストーリーボードを使用すると、興味のあるパーツに関して、視覚的に洗練されたモデルを視聴者に提供できます。
シナリオ作成ワークフロー:
- モデルを開き、関連する提案に切り替えます(または新しい提案を作成します)。
必要に応じて、シナリオを定義する前に個別のワークフローでストーリーボードを作成します。
- プレゼンテーション ツール
にある[シナリオ ブラウザ]を開きます。
- 新規シナリオを追加、または既存のシナリオを選択して、[シナリオ エディタ]を開きます。
- エディタでシナリオを定義します。たとえば、ストーリーボードがある場合は、それを追加します。
- モデルを同期します。
- [シナリオ ブラウザ]でシナリオ生成のステータスを確認します。
- Web ブラウザまたは iPad アプリケーションでシナリオを表示します。
- ユーザを招待して、[シナリオ ブラウザ]または[オンライン シナリオを管理] (InfraWorks 360 [Home])からシナリオを表示します。
InfraWorks 360 ユーザと他の関係者は、[設計フィード]を使用して、シナリオを表示したり、そのコメントを入力できます。「InfraWorks 360 (iPad アプリケーション)でシナリオを表示するには」および「設計フィードを使用してコメントするには」を参照してください。