プロパティを評価するには

演算子を使用した式でプロパティを評価するには

  1. 式エディタを開きます。詳細については、「式を作成するには」を参照してください。
  2. プロパティを式領域に追加するには、次のいずれかの操作を行います。
    • プロパティ名を手動で入力します。
    • [式の要素]メニューからプロパティをダブルクリックします。
  3. 演算子式領域に追加する:
    • 演算子を手動で入力します。
    • [式の要素]メニューから演算子をダブルクリックします。
      次のタイプの演算子を使用します。
      • 数学演算子

        たとえば、パイプ修理プロジェクトの部品および労働に費やされる総額を決定するには、式: PIPE_PARTS_COST + PIPE_LABOR_COST を使用します。

      • 比較演算子

        たとえば、査定額が 100000 ドル以上の建物を検索するには、次の式: VALUE >= 100000 を使用します。

      • 論理演算子

        たとえば、TERMINATION_DATE プロパティに値を持つ建物のみを検索するには、次の式: NOT TERMINATION_DATE NULL を使用します。

      • Date-time 演算子も、フィールド タイプによっては有効です。経験豊富なユーザであれば、FDO 構文を使用してこれらの演算子のいずれかを式に追加します。詳細については、「Date-Time 演算子リファレンス」を参照してください。
  4. 手動で指定の値を入力して評価するか、[値]ペインから値を選択します。
  5. 複雑なプロパティ評価を作成するには、AND 演算子または OR 演算子を挿入してから、別のプロパティ、演算子、値の組み合わせを挿入します。

    各演算子の前にプロパティを配置します。たとえば、建築日が 1990 年以降の建物を検索するには、次の式: CREATION_DATE > 1990 AND CREATION_DATE < 2005 を使用します。·

  6. [OK]をクリックし、式を適用します。

関数を使用して式でプロパティを評価するには

  1. 関数を式領域に追加するには、次のいずれかの操作を行います。
    • 関数を手動で入力します。
    • メニューから関数またはオプションを選択します。
      注: 次のタイプの関数を使用できます。
      • 数学演算子

        数学演算子は算術関数を実行します。たとえば、水フィーチャのバンク幅の値を次の整数まで丸めて、丸めたバンク幅が 4 フィートを超える水フィーチャを検索するには、次の式: Ceil(バンク幅) > 4 を使用します。·

      • 数値関数

        数値関数は値が数値であるプロパティで機能します。たとえば、建物の高さを直近の下位の整数に丸めて、丸めた高さが 8 フィート未満の建物を検索するには、次の式: Floor(ROOF_HEIGHT) < 8 を使用します。

      • テキスト関数

        テキスト関数はテキスト値で機能します。たとえば、パイプ名をすべて大文字に変換するには、次の式: Upper(名前) を使用します。

      • 日付関数

        日付関数は日付値で機能します。たとえば、プロジェクトの開始日付に 1 ヶ月足すには、次の式: AddMonths(開始日, 1) を使用します。

      • ジオメトリ関数

        ジオメトリ関数には、Area、Length2D、M、X、Y、および Z があります(データ ソースによって異なります)。たとえば、面積が 10000 平方フィートを超える建物を検索するには、建物フィーチャ クラスを選択し、次の式: Area2D(GEOMETRY) > 10000 を使用します。

      • 変換関数

        変換関数は値を変更します。たとえば、プロパティUSE_TYPE が NULL の場合に「None」と表示するには、次の式: NullValue(USE_TYPE, 'None') を使用します。

  2. 評価する関数の後に手動で指定のプロパティを式に入力するか、[値]ペインから値を選択します。
  3. 複雑なプロパティ評価を作成するには、AND 演算子または OR 演算子を挿入してから、別の演算子、プロパティ、および値の組み合わせを挿入します。
  4. [OK]をクリックし、式を適用します。