鉄道スタイルを変更するときには、スタイル全体をマテリアル グループにマップします。マテリアル グループは、鉄道コンポーネントの組み合わせを単一の線路に適用します。また、マテリアル グループは、フィーチャがトンネルや橋を通過するときの鉄道の外観を変更することがあります。
元のバージョンを変更する代わりに、既存のスタイルをコピーすることをお勧めします。
スタイルを選択し、 [選択したスタイルのプロパティを編集]をクリックすることもできます。
設定 | 説明 |
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[鉄道タイプ] |
[鉄道]、[橋]、または[トンネル]を選択します。 |
[トラック数] |
トラック数を変更すると、プレビューが更新されます。これは既定値です。この値は、スタイルを適用したときに特定のフィーチャの実際の値に置き換えられます。 |
[トラック間隔] | この設定は、複数のトラック([トラック数] = 2 つ以上)を含むスタイルのみに適用されます。プレビューで間隔調整を表示することができます。 |
[遷移域] |
地表が線路のいずれかの側に擦り付けられる距離を定義します。たとえば、9 m の遷移域の場合、線路の左右への 9 m の通路があり、地形はその遷移域で元の高さから線路の高さに変化します。遷移域が大きいほど、地表がより細かく調整されます。 |
[マテリアル グループ] |
マテリアルと、マテリアルを鉄道スタイルの異なる部分にマップする関連付けられたカテゴリのコレクション。カタログ内からマテリアル グループの各コンポーネントを定義できます。「スタイルの編集」を参照してください。 |
装飾 |
車両や植生地などの 3D オブジェクトを、鉄道の単一の線路に装飾として追加することができます。スタイルにより、指定した線路の中心線に対して 3D モデルが配置されます。装飾は、交差点を避けるように自動的に調整されます。 |
カスタム縦断 |
2D の縦断を追加し、指定した鉄道の単一の線路に沿ってスムーズに配置することができます。カスタム縦断では、SDF 形式または SQLite 形式の 2D 断面を使用して、ガードレール、フェンス、バリアなどのシェイプが作成されて表示されます。 |
1. 道床
2. バラスト
3. バラストの水平距離
4. バラストの幅
5. 枕木
6. 枕木の幅
7. 枕木の長さ
8. トラック間隔
9. 道床の施工基面
10. 道床の水平距離
設定 | 説明 |
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注: 各グループの設定を表示するには、タイトルをクリックします。
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[レール設定] |
フランジ、レールの高さ、およびレール ゲージの計測値を指定します。レールをグラウンドにじかに設置するか(枕木なし)どうかを指定します。 フランジは枕木の長さの半分未満に設定し、レール ゲージは枕木の長さ未満に設定する必要があります。 |
[枕木設定] |
枕木の幅(トラックに対して垂直)、長さ、高さ、間隔の計測値を指定します。 米国では、枕木を railroad tie と呼びます。 |
[バラスト設定] |
バラスト領域(枕木間のマテリアル)の計測値を指定します。バラストの幅、高さ、および水平距離を指定します。 |
[道床設定] |
道床領域(線路が設置されるサーフェス)の計測値を指定します。道床の施工基面、鉛直距離、水平距離、路床を指定します。 施工基面とは、バラスト領域外の道床を意味します。十分な幅がある場合、鉄道車両の通過時に作業員が立つことのできる領域として使用できます。水平距離には、70 度より大きな値を指定できません。 路床を使用して、元の地形の高さと鉄道のグレーディング幅との間で高さの遷移を修正することにより、トラフ内の道床の幅を定義することができます。 |