トポロジ編集コマンドでは、トポロジの整合性を維持しながら、トポロジに変更を加えることができます。ERASE[削除]コマンドや STRETCH[ストレッチ]コマンドなどのオブジェクト編集コマンドを使用してトポロジを修正すると、重要なデータが失われることがあります。これらのコマンドを使用して編集したトポロジを修復するには、[更新]オプションを使用します。
このポリゴン トポロジの編集では、ノードを追加してから、リンクを使ってポリゴンを分割します。
トポロジを編集するには、トポロジ データとジオメトリを現在の図面にロードしておく必要があります。同時に編集できるトポロジは 1 つのみで、トポロジをマルチユーザで編集することはできません。 トポロジをロードすると、監査によりトポロジの完全性が確認されます。この監査は、ジオメトリでなく、トポロジ データにのみ関係しています。編集できるのは完全なオブジェクトだけであり、不完全なオブジェクトはすべて登録されます。
オブジェクトをトポロジに追加または挿入する場合は、現在の図面にそのトポロジが作成されている必要があります。トポロジがソース図面で作成された場合は、図面を開いてオブジェクトをトポロジに追加する必要があります。新規オブジェクトが、トポロジ内にすでにあるオブジェクトと同じプロパティを持つように、トポロジ オブジェクトが含まれる画層を現在の画層にします。
トポロジを編集してから、[元に戻す]コマンドを使用した場合、変更されたジオメトリは、前の状態に復元されますが、変更されたトポロジはそのまま残ります。トポロジを更に編集するには、トポロジをロード解除してから再ロードします。これは、すべてのトポロジ機能に当てはまります。
複数の図面にまたがっているトポロジの編集は、そのトポロジを作成した図面で行います。他の図面はこの図面にアタッチされます。まず、作成した図面にクエリーでトポロジを取り出します。次に、ソース図面からトポロジをロード解除し、現在の図面に取り出します。必要な部分だけをクエリーで取り出してトポロジの一部を編集することができますが、トポロジ編集コマンドではトポロジのエッジまたは未完成のトポロジを編集することはできません。
一番安全なオプションは、トポロジ全体を取り出すクエリーを使用することです。ただし、トポロジが大きいと、パフォーマンスが低下する場合があります。トポロジが大きい場合には、編集する領域とさらに編集領域の周りの十分な領域をクエリーで取り出して、編集するオブジェクトが完全なものとします。
たとえば、新しい配管を給水網に追加するなどの場合にネットワーク トポロジを修正するには、ノードとリンクを既存のネットワーク トポロジに追加し、新しい配管を含むようにトポロジを更新できます。
トポロジ オブジェクトを編集する前に、トポロジ オブジェクトを含む画層を現在の画層になるようにしてください。