インタフェース: objXRefMgr

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コア インタフェース - クイック ナビゲーション

objXRefMgr コア インタフェースは、XRef Manager へのアクセスを提供します。

3ds Max 8 以降 で使用可能です。

   

Interface: objXRefMgr 

プロパティ:

objXRefMgr.includeAll : bool : Read|Write

3ds Max 2016 の 新機能 : [すべてを含む](Include All)チェックボックスの状態を取得/設定します。

既定は true です。

   

objXRefMgr.enableUseLocalProxySettings : bool : Read|Write

3ds Max 2016 の 新機能 : True に設定すると、ローカルのプロキシ設定が使用されます。

既定値は False です。

   

objXRefMgr.recordCount: DWORD : Read   

オブジェクト外部参照レコードの数を返します。

   

objXRefMgr.dupObjNameAction : enum : Read|Write 

dupObjNameAction enums: {#prompt|#xref|#skip|#deleteOld|#autoRename} 

重複名が検出されたときに実行するアクションを取得/設定します。

   

objXRefMgr.dupMtlNameAction : enum : Read|Write 

dupMtlNameAction enums: {#prompt|#useXRefed|#useScene|#autoRename} 

重複マテリアル名が検出されたときに実行するアクションを取得/設定します。

   

objXRefMgr.mergeTransforms : bool : Read|Write 

オブジェクト外部参照の変換コントローラを合成するかどうかの設定を取得/指定します。true に設定した場合、変換コントローラがマスター シーンに合成され、参照ファイルへのライブ接続が切断されます。既定値は false です。

   

objXRefMgr.mergeMaterials : bool : Read|Write 

オブジェクト外部参照のマテリアルを合成するかどうかの設定を取得/指定します。true に設定した場合、参照オブジェクトのマテリアルがマスター シーンに合成され、参照ファイルへのライブ接続が切断されます。このオプションは、オブジェクト外部参照を作成する前に設定する必要があります。既定値は false です。

   

objXRefMgr.mergeManipulators : bool : Read|Write 

オブジェクト外部参照のマニピュレータを合成するかどうかの設定を取得/指定します。true に設定した場合、参照オブジェクトのマニピュレータがマスター シーンに合成され、参照ファイルへのライブ接続が切断されます。このオプションは、オブジェクト外部参照を作成する前に設定する必要があります。既定値は false です。

   

objXRefMgr.mergeModifiers : enum : Read|Write 

mergeModifiers enums: {#xrefModifiers|#ignoreModifiers|#mergeModifiers} 

オブジェクト外部参照のモディファイヤの処理設定を取得/指定します。

#xrefModifiers オプションを指定した場合、モディファイヤは外部参照オブジェクトがマスター シーンに合成される前に外部参照オブジェクトに適用され、変更できません。

#ignoreModifiers オプションを指定した場合、参照ファイルからのモディファイヤは外部参照オブジェクトに適用されません。

#mergeModifiers オプションを指定した場合、参照ファイルからのモディファイヤはマスター シーンに合成され、操作することができますが、参照ファイルへのライブ接続は切断されます。

このオプションは、オブジェクト外部参照を作成する前に設定する必要があります。

   

objXRefMgr.getAutoUpdate : bool : Read|Write

参照ソース ファイルが保存されたときにオブジェクト外部参照を自動的に更新するかどうかの設定を取得/指定します。

   

メソッド:

<Interface>objXRefMgr.GetRecord <index>index 

インデックス指定されたレコードを返します。インデックスは 1 と .recordCount の間です。

   

<Interface>objXRefMgr.FindRecord <DWORD>handle 

ハンドルによってレコードを返します。

戻り値の詳細については、「IXrefRecordMixinInterface」を参照してください。

   

<bool>objXRefMgr.RemoveRecordFromScene <Interface>record 

record Validated by Validator function

指定されたレコードをシーンから削除します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

レコード引数の詳細については、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<bool>objXRefMgr.MergeRecordIntoScene <Interface>record 

record Validated by Validator function 

指定されたレコードをシーンにマージします。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

レコード引数の詳細については、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<bool>objXRefMgr.SetRecordSrcFile <Interface>xrefRecord <filename>fileName 

指定されたレコードのソース ファイルを、指定されたファイル名に設定します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

レコード引数の詳細については、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<bool>objXRefMgr.UpdateAllRecords() 

シーンのすべてのレコードを更新します。成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<bool>objXRefMgr.SetXRefItemSrcName <&maxObject>xrefItem <string>itemName 

xrefItem is In parameter 

参照で渡されたオブジェクトのソース項目名を、指定された文字列に設定します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<bool>objXRefMgr.SetProxyItemSrcName <&maxObject>proxyItem <string>itemName 

proxyItem is In parameter 

参照で渡されたオブジェクトのプロキシ名を、指定された文字列に設定します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<bool>objXRefMgr.SetXRefItemSrcFile <&maxObject>xrefItem <filename>fileName 

xrefItem is In parameter 

参照で渡されたオブジェクトのソース項目ファイル名を、指定されたファイル名文字列に設定します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<bool>objXRefMgr.SetProxyItemSrcFile <&maxObject>proxyItem <filename>fileName 

proxyItem is In parameter 

参照で渡されたオブジェクトのプロキシ項目ファイル名を、指定されたファイル名文字列に設定します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<bool>objXRefMgr.AddXRefItemsToRecord <Interface>record promptObjNames:<bool>objNames:<string array> 

record Validated by Validator function 
promptObjNames default value: false 
objNames default value: #() 

オブジェクト名の配列を、指定されたレコードに追加します。

レコード引数の詳細については、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<Interface>objXRefMgr.AddXRefItemsFromFile <filename>fileName promptObjNames:<bool> objNames:<string array> xrefOptions:<&enum array> 

promptObjNames default value: false 
objNames default value: #() 
xrefOptions enums: {#asProxy|#xrefModifiers|#dropModifiers|#mergeModifiers|#mergeManipulators|#selectNodes|#mergeMaterials} 
xrefOptions default value: #() 
xrefOptions is In parameter 

指定されたレコードに名前の配列を追加します。

   

<bool>objXRefMgr.CanCombineRecords <Interface>firstRecord <Interface>secondRecord 

firstRecord Validated by Validator function 
secondRecord Validated by Validator function 

2 つのレコードを組み合せることができる場合は true、組み合せることができない場合は false を返します。

レコード引数の詳細については、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<Interface>objXRefMgr.CombineRecords <&Interface array>records 

records Validated by Validator function 
records is In parameter 

インタフェースの参照配列として指定されたレコードを単一インタフェースに組み合せます。

レコード引数と戻り値の詳細については、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<bool>objXRefMgr.RemoveXRefItemsFromScene <&maxObject array>xrefItems 

xrefItems is In parameter 

指定された外部参照項目をシーンから削除します。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<bool>objXRefMgr.MergeXRefItemsIntoScene <&maxObject array>xrefItems 

xrefItems is In parameter 

配列として指定された外部参照項目をシーンにマージします。

成功した場合は true を、失敗した場合は false を返します。

   

<void>objXRefMgr.ApplyXRefMaterialsToXRefObjects <&maxObject array>objectXRefItems 

objectXRefItems is In parameter 

指定された外部参照オブジェクトに外部参照マテリアルを適用します。

   

<Interface>objXRefMgr.IsNodeXRefed <node>node 

ノードが外部参照されている場合は IXRefItem MixinInterface を返します。

   

<void>objXRefMgr.ApplyXRefControllersToXRefObjects <&maxObject array>objectXRefItems 

objectXRefItems is In parameter 

参照配列引数によって指定されたオブジェクト外部参照項目に外部参照コントローラを適用します。

   

<boolean>objXRefMgr.ResetXRefControllersPRSOffset <&maxObject array>xrefItems 

xrefItems is In parameter 

参照配列引数によって指定されたオブジェクト外部参照項目の外部参照コントローラに位置/回転/スケール オフセットを適用します。

   

<boolean>objXRefMgr.CanResetXRefControllersPRSOffset <&maxObject>xrefItem 

xrefItem is In parameter

参照引数によって指定されたオブジェクト外部参照項目の外部参照コントローラに位置/回転/スケール オフセットを適用できる場合は true を返します。

   

オブジェクトの外部参照レコードを表す MixinInterface:

   

Interface: IXRefRecord 

プロパティ:

<IXRefRecord MixinInterface>.includeAll : bool : Read|Write 

[すべてを含む](Include All)チェックボックスの状態を取得/設定します。true に設定すると、レコードのすべてのオブジェクトが組み込まれます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.autoUpdate : bool : Read|Write 

[自動更新](Auto Update)チェックボックスの状態を取得/設定します。true に設定すると、外部参照ソースの変更内容がシーンで自動的に更新されます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.enabled : bool : Read|Write 

[使用可能](Enable)チェックボックスの状態を取得/設定します。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.uptodate : bool : Read|Write 

レコードが最新であるかどうかを取得/設定します。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.empty : bool : Read 

レコードが空である場合は true、空でない場合は false が含まれます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.nested : bool : Read 

レコードがネストされている場合は true、ネストされていない場合は false が含まれます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.unresolved : bool : Read 

レコードが未解決である場合は true、未解決でない場合は false が含まれます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.srcFileName : filename : Read|Write 

ソース ファイルのファイル名が含まれます。このプロパティは、3ds Max 9 以降で設定できます。3ds Max 9 よりも前のバージョンでは読み取り専用でした。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.recordID : DWORD : Read 

レコードの ID が含まれます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.handle : DWORD : Read 

レコードのハンドルが含まれます。

   

<IXRefRecord MixinInterface>.xrefOptions : enum by value array : Read 

xrefOptions enums: {#asProxy|#xrefModifiers|#dropModifiers|#mergeModifiers|#mergeManipulators|#selectNodes|#mergeMaterials} 

外部参照オプションの配列が含まれます。

   

メソッド:

<DWORD><IXRefRecord MixinInterface>.ItemCount <&enum array>types 

types enums: {#XRefObjectType|#XRefMaterialType|#XRefAtmospheric Type|#XRefAllType} 
types is In parameter 

参照配列引数で渡されたタイプに対応するレコードの項目数を返します。

   

<maxObject><IXRefRecord MixinInterface>.GetItem <index>index <enum>type 

type enums: {#XRefObjectType|#XRefMaterialType|#XRefAtmosphericType} 

指定された外部参照タイプになっている、インデックス指定された項目を返します。

   

<DWORD><IXRefRecord MixinInterface>.GetItems <&enum array>types <&maxObject array>xrefItems 

types enums: {#XRefObjectType|#XRefMaterialType|#XRefAtmosphericType|#XRefAllType} 
types is In and Out parameter 
xrefItems is In and Out parameter 

最初の引数の参照配列によって指定されたタイプになっているすべての項目を、2 番目の引数の参照配列に返します。

   

<DWORD><IXRefRecord MixinInterface>.GetChildRecords <&Interface array>children 

children is Out parameter 

子レコードを参照配列に返します。配列の値のタイプについては、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<DWORD><IXRefRecord MixinInterface>.GetParentRecords <&Interface array>parents 

parents is Out parameter 

親レコードを参照配列に返します。配列の値のタイプについては、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<DWORD><IXRefRecord MixinInterface>.GetRootRecords <&Interface array>roots 

roots is Out parameter 

ルート レコードを参照配列に返します。配列の値のタイプについては、「IXrefRecord MixinInterface」を参照してください。

   

<bool><IXRefRecord MixinInterface>.CheckSrcFileChanged() 

ソース ファイルが変更された場合は true、変更されていない場合は false を返します。

   

<bool><IXRefRecord MixinInterface>.Update() 

外部参照レコードの更新を強制し、正常に終了した場合は true、正常に終了しなかった場合は false を返します。

   

オブジェクトの外部参照項目を表す MixinInterface:

Interface: IXRefItem 

プロパティ:

<IXRefItem MixinInterface>.srcFileName : filename : Read|Write 

ソース ファイルのファイル名が含まれます。

このプロパティは、3ds Max 9 より前のバージョンでは読み取り専用でした。

   

<IXRefItem MixinInterface>.srcItemName : string : Read|Write 

ソース項目の名前が含まれます。

このプロパティは、3ds Max 9 より前のバージョンでは読み取り専用でした。

   

<IXRefItem MixinInterface>.xrefRecord : Interface : Read 

外部参照レコードの IXRefRecord MixinInterface が含まれます。

   

<IXRefItem MixinInterface>.unresolved : bool : Read 

外部参照が未解決である場合は true、未解決でない場合は false が含まれます。

   

<IXRefItem MixinInterface>.nested : bool : Read 

外部参照がネストされている場合は true、ネストされていない場合は false が含まれます。

   

<IXRefItem MixinInterface>.retargetable : bool : Read 

外部参照の再ターゲットが可能な場合は true が含まれ、それ以外の場合は false が含まれます。

   

メソッド:

<maxObject><IXRefItem MixinInterface>.GetSrcItemresolveNested:<bool> 

resolveNested default value: false 

ソース項目を返します。オプションのキーワード resolveNested を true に指定した場合、ネストされている外部参照は解決されてソース項目が取得されます。このキーワードを指定しないか false に指定した場合、ネストされている外部参照は解決されません。

   

<DWORD><IXRefItem MixinInterface>.GetParentItems <&maxObject array>parentItems 

parentItems is Out parameter 

親項目を参照配列引数に返します。

   

<DWORD><IXRefItem MixinInterface>.GetRootItems <&maxObject array>rootItems 

rootItems is Out parameter 

ルート項目を参照配列引数に返します。

   

<DWORD><IXRefItem MixinInterface>.GetChildItems <&maxObject array>childItems 

childItems is Out parameter 

子項目を参照配列引数に返します。

   

<void><IXRefItem MixinInterface>.GetNodes<&node array>xrefNodes 

xrefNodes is Out parameter 

外部参照ノードを参照配列引数に返します。

   

オブジェクトの外部参照プロキシを表す MixinInterface :

Interface: IXRefProxy 

プロパティ:

<IXRefProxy MixinInterface>.proxyFileName : filename : Read|Write 

プロキシのファイル名を格納します。

このプロパティは、3ds Max 9 より前のバージョンでは読み取り専用でした。

   

<IXRefProxy MixinInterface>.proxyItemName : string : Read|Write 

プロキシの項目名を格納します。

このプロパティは、3ds Max 9 より前のバージョンでは読み取り専用でした。

   

<IXRefProxy MixinInterface>.proxyRecord : Interface : Read 

プロキシの IXRefRecord インタフェースを格納します。

   

<IXRefProxy MixinInterface>.displayProxy: bool : Read|Write 

プロキシをビューポートに表示するかどうかを取得/設定します。

   

<IXRefProxy MixinInterface>.renderProxy : bool : Read|Write 

プロキシをレンダリングするかどうかを取得/設定します。

   

オブジェクトの外部参照プロキシを表す MixinInterface :

Interface: IXRefObject 

プロパティ:

<IXRefObject MixinInterface>.activeFileName : filename : Read 

アクティブなファイル名を格納します。

   

<IXRefObject MixinInterface>.activeObjName: string : Read 

アクティブなオブジェクト名を格納します。

   

<IXRefObjectMixinInterface>.activeRecord : Interface : Read 

外部参照オブジェクトの IXRefRecord インタフェースを格納します。

   

メソッド:

<maxObject><IXRefObject MixinInterface>.GetSourceObject <bool>resolveNestedXRef modifiers:<&maxObject array> 

modifiers default value: #() 
modifiers is Out parameter 

ソース オブジェクトを返します。1 番目の引数が true に設定されると、ネストされた外部参照が解決されます。オプションのモディファイヤ: 配列パラメータにオブジェクトのモディファイヤが入力されます。

関連事項