これらのオプションは、ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)ウィンドウと、ブラシ ノードのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)にある セクションのサブセットとして表示されます。
個々のリーフは、大枝または小枝上の特定の位置を中心とする放射状のクラスタ内に作成されます。このアトリビュートでは、各クラスタ内のリーフの数を指定します。
リーフの開始点(Leaf Start) (下記参照)で指定される位置と大枝またはチューブの末端との間に作成されるリーフ クラスタの数を指定します。
より自然な外観を実現するために、ランダムに剪定されるリーフの比率を指定します。リーフのドロップアウト(Leaf Dropout)が 0 である場合は、クラスタ内のリーフ数で指定された数のリーフが各クラスタ内部でそのまま作成されます。リーフのドロップアウト(Leaf Dropout)が 1 である場合は、すべてのリーフが剪定されます。
リーフを、枝分かれした大枝や小枝だけに限定するには、これらのオプションを使用します。
リーフの長さをワールド空間の単位で指定します。
リーフの付け根の幅と先端部の幅を指定します。リーフの中間部分の幅は、これら 2 つの値の間でリニアに変化します。
2 値間の単純なリニア補間ではなく、グラフを使用して根元からリーフの先端までの幅を制御することを可能にします。ブラシ タイプ(Brush Type)のメッシュ(Mesh)と共に使用すると、リーフのプロファイルを制御することができるのと同様に、球のようにシェイプを定義することができます。前のプリセットが動作するように、幅のスケール(Width Scale)は現在の幅のスケールとして適用され、既定値は 1.0 になっています。
チューブ上でリーフが最初に現れる位置を指定します。たとえば、リーフの開始点(Leaf Start)を 0.5 に設定すると、セグメント単位で測ってチューブの中間の位置にリーフが現れます。このアトリビュート値を小さくすると、リーフの開始位置がチューブの付け根の方に移動します。
これらのアトリビュートでは、リーフ クラスタと元の大枝がなす角度の範囲を設定します。作成された最初の(付け根に最も近い)リーフ クラスタはリーフの角度 1 (Leaf Angle 1)を使用し、作成された最後の(先端部に最も近い)リーフ クラスタはリーフの角度 2 (Leaf Angle 2)を使用します。リーフ クラスタの角度は、これら 2 つのクラスタの間でリニアに変化します。
元の大枝の回りでリーフ クラスタをどの程度ねじるかを指定します。0 を指定すると、すべてのリーフ クラスタが大枝に沿って直線上に並びます。正または負の値を指定すると、元の大枝の上で回転した(ねじれた)位置に後続の小枝クラスタが配置されます。
このチェック ボックスをオンにすると、リーフの幅広な面または平坦な面が常にカメラの方向を向くようになります。テクスチャも同様の作用を受ける結果、必ずカメラの方を向きます。詳細については、「ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)」の「ツイスト(Twist)ブラシ設定」セクションにある前方でツイスト(Forward Twist)を参照してください。
リーフを(長さに沿って) U 方向にカールさせるために、曲げる量を定義します。
カール(Curl)アトリビュートを使用して、リーフを(幅に沿って) V 方向に曲げます。これはリーフのベンド(Leaf Bend)の方向に直交します。ポイントを作成しランプに沿って移動して、リーフのカールを定義します。リーフの根元から先端まで、ランプを用いてカールを制御します。ランプの左側はリーフの根元、右側は先端です。根元から先端までカールを制御することで、リーフの自然なシェイプを定義できるようになるほか、茂みでリーフが相互に貫通するのを防ぐことができます。ランプの中心線(0.5)は曲率ゼロを表しています。多くの植物では、花びらとリーフの曲率が連続的に変化しています。たとえば、アイリスの花びらやヤドリギのリーフは、波状のカール ランプでシミュレートできます。
リーフが太陽の位置に追従する度合いを設定します。このアトリビュートは、光源の方向に応じて植物が旋回運動や成長運動を示す、屈光性と呼ばれる生物学的現象に基づいています。このアトリビュートが 0 の場合、リーフは太陽の方向の影響を受けません。このアトリビュートが 1 の場合、リーフは完全に太陽の方向を向きます。「ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)」の「成長(Growth)ブラシ設定」セクションにある太陽の方向(Sun Direction)アトリビュートを参照してください。
大枝に対するリーフの初期回転角度を制御します。たとえば、既定ではヤシの木の上部にあるリーフのグループは横にツイストします。リーフの回旋(Leaf Twirl)を使用するとそれらを地面に対して平行を保ちつつ適当な方向に回転させることができます。
リーフのセグメント数を指定します。複数のセグメントからなるリーフは、フォース(物理的な力)に応じて曲げることができます。
リーフの薄さを指定します。リーフの平坦性(Leaf Flatness)を 0 に設定すると、リーフはチューブになります。1 を指定すると、リーフは完全に平坦になります。
個々のリーフに適用されるサイズ係数を指定します。1 を設定すると、すべてのリーフが同じサイズになります。値が小さくなるに従って、大枝の先端へ向かってリーフのサイズが減少します。1 よりも大きい値を指定すると、枝の先端部に近いリーフが大きくなります。
リーフのサイズをランダム化する値を指定します。リーフがシェイプを維持するように、リーフの長さ(Leaf Length)、リーフのベースの幅(Leaf Base Width)、リーフの先端の幅(Leaf Tip Width)のアトリビュートは同じランダム値でスケールされます。値が大きいほど、最大のリーフと最小のリーフの間に大きなサイズの変化が生成されます。
フォース(Force) アトリビュートのリーフへの作用は、強すぎる、または弱すぎることがあります。付け根のセグメントカウントに対するリーフのセグメント数は、フォースがシェイプにどのくらい作用するかを決定します。固さ(Stiffness)アトリビュートは、重力(Gravity)、ランダム(Random)、乱気流(Turbulence)のようなフォースがどのくらいリーフに影響するかを独立的に制御する方法を提供します。固さ(Stiffness)アトリビュートは、フォースがどのようにリーフに作用するかに影響します。固さ(Stiffness)が 1 の場合、フォースは全く影響しません。固さ(Stiffness)が 0.5 (既定値)の場合、フォースはセグメントごとに、メインの大枝に作用するときと同様に作用します。固さ(Stiffness)が 0 の場合、フォースは柔らかいスパゲッティの麺に作用するようにリーフに対して完全に作用します。らせん(Spiral)やツイスト(Twist)のようなフォースがない場合、固さ(Stiffness)は全く影響しません。
この値を指定できるのは、ライトによる照射(Illuminated)がオンに設定されている場合に限られます。「ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)」の「イルミネーション(Illumination)ブラシ設定」セクションを参照してください。リーフが光線を伝導/拡散させる度合い(リーフの半透明性(Translucence))を制御する係数を指定します。光線がリーフを完全に通過しない場合でも、半透明のリーフの後面を照らす光線によってリーフの前面が照らされる可能性があります。リーフを完全に不透明にするには、この値を 0 に設定します。より多くのライトを拡散させるには、1 に近い値に設定します。
これはリーフにのみ適用されるスペキュラ輝度値であり、照らされたペイントのハイライトの輝度を制御します。0 を指定すると、スペキュラ ハイライトは生成されません。大きい値を指定するほど、スペキュラ ハイライトの輝度が増加します。この値を指定できるのは、ライトによる照射(Illuminated)がオンに設定されている場合に限られます。「ペイント エフェクト ブラシ設定(Paint Effects Brush Settings)」の「イルミネーション(Illumination)ブラシ設定」セクションにあるスペキュラ(Specular)を参照してください。
リーフの付け根のカラーと先端部のカラーを指定します。中間のカラー(Colors)は、これら 2 つの値の間で線形的に補間されます。
これらのアトリビュートは、新しいチューブを作成するときにリーフのカラーに適用されるランダムな変化の程度を定義します。値が小さい場合、すべてのリーフはリーフ カラー 1 (Leaf Angle 1)とリーフ カラー 2 (Leaf Angle 2)に非常に近いカラーを使用して作成されます。これらの値を大きくすると、よりランダムな変化になります。チューブのカラーの花の色相ランダム偏差(Flower Hue Rand)、花の彩度ランダム偏差(Flower Sat Rand)、花の明度ランダム偏差(Flower Val Rand)のランダム性を個別に調整することができます。
このオプションをオンに設定すると、大枝で使用されるとの同じテクスチャがリーフに適用されます。このオプションがオフである場合は、大枝とは異なるテクスチャがリーフに適用されます。
リーフに適用するイメージ ファイルのパス名を入力するか、フォルダ アイコンをクリックして既存のイメージ ファイルを選択します。イメージのアルファも使用されます。テクスチャのサイズは、リーフの輪郭にぴったり合うように調整されます。
このオプションをオンに設定すると、大枝と小枝の末端に 1 枚のリーフが追加されます。