ここで設定したオプションに基づいて選択したベース オブジェクトのブレンド シェイプ デフォーマにターゲット シェイプを追加するには、「シェイプ エディタ(Shape Editor)」で > 
を選択します。
ターゲット タイプ(Target Type)
- 自動(Automatic)
- ベース オブジェクトのヒストリで選択したブレンド シェイプ デフォーマ ノードの位置に基づいて、Maya によって決定されるタイプを使用してブレンド シェイプ デフォーマに新しいターゲット シェイプを作成します。「ブレンド シェイプ オプション(Bend Shape Options)」の詳細設定(Advanced)タブにある変形順序(Deformation Order)オプションを参照してください。
- オブジェクト空間(Object Space)のターゲット シェイプは、作成時に変形順序がプリデフォメーション(Pre-deformation)に設定されたブレンド シェイプ デフォーマに追加されます。
- 接線空間(Tangent Space)のターゲット シェイプは、作成時に変形順序がポストデフォメーション(Post-deformation)に設定されたブレンド シェイプ デフォーマに追加されます。
- オブジェクト空間(Object Space)
- ベース オブジェクトのローカル空間を使用して、新しいターゲット シェイプを作成します。これがターゲット シェイプの標準タイプになります。
オブジェクト空間ベースであることを示すために、オレンジ色のターゲット アイコンがツリーのターゲット シェイプ名の横に表示されます。
- 接線空間(Tangent Space)
-
ベース オブジェクトのサーフェスに応じた空間に基づいて、新しいターゲット シェイプを作成します。ベース オブジェクト(スキン メッシュなど)を変形しても、ターゲット シェイプはスキン サーフェス上の頂点の動きに応じて計算されるため、「正常」に見えます。
注: ローカル頂点フレームを使用すると、オブジェクトの UV ではなく、接線空間が計算されます。接線空間を使用していることを示すために、緑色のターゲット アイコンがシェイプ エディタ(Shape Editor)のターゲット シェイプ名の横に表示されます。
「ブレンド シェイプ オプション(Blend Shape Options)」の変形順序のとおりに、ポストデフォメーション(Post-deformation)でスキン キャラクタのシェイプを補正する場合は、このターゲット タイプまたは座標変換空間(Transform Space)のいずれかを使用します。ワークフローの詳細については、「プリスキニング補正シェイプの作成」を参照してください。
接線空間(Tangent Space)は座標変換空間(Transform Space)よりも簡単に設定できますが、計算コストが増える場合があります。しかし、座標変換空間(Transform Space)のターゲット シェイプで必要とされているのに、使用に最適なジョイントがないことがあります。たとえば、ジオメトリ キャッシュを使用するスキン メッシュの場合、シェイプの補正が必要なスキンの頂点に影響を与えるジョイント変換がありません。この場合に動作するのは、接線空間(Tangent Space)のみです。
- 座標変換空間(Transform Space)
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選択したスケルトン ジョイントの変換値に応じた空間に基づいて、ブレンド シェイプに新しいターゲット シェイプを作成します。たとえば、修正するスキン領域に応じたジョイントを選択します。次に、このオプションを選択すると、選択したジョイントの現在の変換値に基づいて、ターゲット シェイプが作成されます。シェイプを補正するためにスキンの頂点を編集する場合は、ターゲット シェイプをジョイントと同じ空間に配置すると、スキンのデフォメーションに応じて使用されます。
座標変換空間を使用していることを示すために、青色のターゲット アイコンがシェイプ エディタ(Shape Editor)のターゲット シェイプ名の横に表示されます。
「ブレンド シェイプ オプション(Blend Shape Options)」の変形順序のとおりに、ポストデフォメーション(Post-deformation)でスキン キャラクタのシェイプを補正する場合は、このターゲット タイプまたは接線空間(Tangent Space)のいずれかを使用します。ワークフローの詳細については、「プリスキニング補正シェイプの作成」を参照してください。
通常、座標変換空間(Transform Space)のターゲット シェイプの計算は、接線空間(Tangent Space) のターゲットよりも高速です。ターゲット シェイプに加える補正が、選択したジョイントのエンベロープ領域内にあるためです。変換をシーン内で使用できる論理的なジョイントがある場合は、このオプションを使用する必要があります。
変換名(Transform Name)
ターゲット タイプに座標変換空間(Transform Space)を選択した場合にのみ使用できます。トランスフォーム ノードをターゲット シェイプに使用するジョイントを選択し、選択項目を使用(Use Selected)をクリックするか、ジョイント名を入力します。
トポロジのチェック(Check Topology)
ターゲット シェイプを追加する前に、ベース オブジェクトとターゲット オブジェクトに同じトポロジ(ポリゴン オブジェクトの頂点または NURBS オブジェクトの CV)が設定されているかを確認するには、このオプションを選択します。「複数のターゲット オブジェクトを使用したブレンド シェイプの作成」を参照してください。既定値はオンです。