Bifröst 水滴を使用する

水滴は、Bifröst シミュレーション内で液体のメイン ボディから離れたパーティクルになります。美的観点からのコントロール、計算の最適化、シミュレーション アーティファクトの削減など、複数の使用方法があります。

水滴を使用する理由はいくつかあります。

• 必要に応じてよりスプレーに近いエフェクトを得るために、しぶきとシートを分散することができる。
• 液体の本体から飛び散る個々のパーティクルによって生じるメモリ要件および計算要件を軽減できる。この軽減が実現できるのは、水滴に必要なのはより単純な計算(流体ダイナミクスではなく弾道モーション)であるためです。
• パーティクルが本体に再結合するのが早すぎることによって発生する、液体サーフェスのバンプやくぼみなどの問題を減らすことができる。

水滴のコントロール

メイン液体プロパティの放出 > 水滴(Emission > Droplet)グループにある水滴のしきい値(Droplet Threshold)およびマージバックの深度(Mergeback Depth)を使用して水滴の作成をコントロールできます。「Bifrost 放出アトリビュート」を参照してください。

また、bifrostShape ノードの Bifrost メッシュ(Bifrost Meshing)アトリビュート グループにある水滴の半径(Droplet Radius)を使用して、(水滴のしきい値を超えたパーティクルだけでなく)メイン ボディから離れたパーティクルがどのようにメッシュ化されるかをコントロールできます。「bifrostShape アトリビュート」を参照してください。