泡パーティクルは、液体のサーフェス近くやサーフェスの下のかくはん、曲率、速度の値に基づいて液体中に放出されます。液体中の泡の放出をコントロールするには、泡プロパティの
放出(Emission)グループのアトリビュートを使用します。
- 泡を放出する液体の境界を定義するには、液体の最小深度(Min Liquid Depth)、液体の最大深度(Max Liquid Depth)、ソリッドの最大深度(Max Solid Depth)を調整します。
- 液体の最小速度(Min Liquid Speed)、液体の最小かくはん(Min Liquid Churn)、液体の最小曲率(Min Liquid Curvature)を設定し、これらの特性に基づいて泡を放出する液体内にリージョンを指定します。
- 放出率(Emission Rate)を調製して、放出位置のボクセルあたりに生成する放出ポイントの数をコントロールします。
泡のプロパティを調整する
泡の放出のコントロールを設定したら、Bifröst 泡プロパティ アトリビュートを使用して、泡パーティクルの外観や動作を洗練します。設定の多くは、泡の放出先となる液体のスケールおよび物理的特性によって異なります。必要に応じて、次のことができます。
- オーバーラップの削減(Overlap Pruning)を使用して、特に乱流の液体に泡を放出する場合の泡の放出の爆発を減らします。
- 空気抵抗(Air Drag)を大きくすると、泡パーティクルがスプレーエフェクトを生成します。
- 泡のマスク(Foam Mask)を追加して、泡の放出をポリゴン オブジェクトのボリュームに制限します。「マスクの泡の放出」を参照してください。
- 圧縮モデル(Compression Model)をオンにすると、小さいスケールの非乱流の液体内の泡の増大を防ぐことができます。
- 泡を適切にコントロールして、カメラの視界の周囲の領域に泡パーティクルの放出を制限します。「適応カメラを使用して Bifröst 泡を放出する」を参照してください。