これらのアトリビュートはすべての IK ソルバに共通です。
詳細については、ヘルプ > ノード & アトリビュート リファレンス(英語) (Help > Node and Attribute Reference)を選択してください。
どのようにエンド エフェクタが IK ハンドルに到達するかを IK ソルバで計算する場合に、IK ソルバの最大反復回数を指定します。最大反復回数(Max Iterations)に達した場合、IK ソルバは終了します。既定値は 2147483647 です。既定値のように大きい値は、通常は IK ソルバが許容値(Tolerance)に適合したら終了することを意味します。
どのようにエンド エフェクタが IK ハンドルに到達するかを IK ソルバで計算する場合に、IK ソルバの計算精度を指定します。IK ソルバが許容値(Tolerance)に適合すると、IK ソルバは計算を終了します。既定値は 0.000 です。
このノードは、IK ソルバを選択した場合にのみ表示されます。
IK システム(IK System)ノードは、Maya のすべての既定の IK ソルバを構成します。システムに存在する IK ソルバを使用するすべての IK ハンドルがエンド エフェクタにスナップするかどうか、IK ソルバがアクティブかどうか、そして、Maya がソルバを計算する順番は、IK システムによって制御されます。
IK システム(ikSystem)ウィンドウには、IK システムに存在する IK ソルバがリストされます。既定では、使用可能な IK ソルバは、回転プレーン ソルバ(ikRPsolver とも呼ばれる、IK 回転プレーン ハンドル用)、シングル チェーン ソルバ(ikSCsolver とも呼ばれる、IK シングル チェーン ハンドル用)、そして ikSplineSolver (IK スプライン ハンドル用)です。リスト上の IK ソルバの順番に従い、Maya はソルバを計算します。
IK システムのソルバを使用しているすべての IK ハンドルを終了ジョイントの位置にスナップするかどうかを指定します。グローバル スナップ(Global Snap)をオフにするのは、各 IK ハンドルのスナップの有効化(Snap Enable)アトリビュートをオフにするのに相当します。既定値はオンです。
IK システムのソルバを使用しているすべての IK ハンドルをアクティブにするかどうかを指定します。オフの場合は、IK ハンドルで制御されているジョイント チェーンでも、フォワード キネマティクス(FK)によるポーズの設定しかできません。既定値はオンです。