nHair ポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイントを作成する

ポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイントを作成し、ヘア カーブ CV をターゲットサーフェス(変形 nCloth サーフェス、パッシブ衝突オブジェクトなど)にアタッチできます。たとえば、ポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイントを使用して、nCloth を使った帽子やヘッドバンドをキャラクタのヘアに保持できます。

nHair ポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイントを作成するには

  1. シーン ビューで、コンストレイントするヘア カーブ CV を選択します。nConstraint のカーブ コンポーネントを選択するを参照してください。
  2. ヘア カーブ コンポーネントをコンストレイントするターゲット サーフェスを で選択します。

    ターゲット サーフェスは、nCloth オブジェクトまたはパッシブ オブジェクトでも、nucleus 以外のポリゴン メッシュでもかまいません。

    注:

    nCloth オブジェクトまたはパッシブ衝突オブジェクトのターゲット サーフェスを選択した場合、コンストレイントが作成される時点でサーフェスはパッシブ オブジェクトになります。

  3. FX メニュー セットで、nConstraint > ポイント対サーフェス(Point to Surface)を選択します。

    この時点で、選択した nHair カーブ コンポーネントは選択したターゲット サーフェスにコンストレイントされ、dynamicConstraint ノードを介して nHair システムの Maya Nucleus ソルバに接続されています。

    dynamicConstraint ノードのプリセット プロパティは、コンストレイントのタイプ(この場合は、ポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイント)とその動作を定義します。たとえば、次のアトリビュート設定を使用してポイント対サーフェス(Point to Surface)コンストレイントを作成できます。

    • コンストレイント方法(Constraint Method):スプリング(Spring)
    • コンストレイント リレーション(Constraint Relation):オブジェクト対オブジェクト(Object to Object)
    • コンポーネント リレーション(Component Relation):すべて 1 番目に(All to First)
    • 接続方法(Connection Method):最大距離内(Within Max Distance)
    • 接続の更新(Connection Update): 開始時(At Start)

    詳細については、「ダイナミック コンストレイント アトリビュート」を参照してください。

関連項目