アセンブリ ビューとシートを作成する

アセンブリ タイプに対してアセンブリ ビューとアセンブリ シートを作成することができます。これらの図面は常時そのタイプの特定のインスタンスに関連付けられ、タイプの 1 つのインスタンスのみがアセンブリ ビューを持つことができます。

プロジェクトからアセンブリのインスタンスが削除(または分解)された場合は、関連するアセンブリ ビューもすべて削除されます。必要に応じて、[ビューを取得]ツールを使用して、ビューが関連付けられているインスタンスを変更することができます。

アセンブリ詳細ビューには、注釈とアセンブリ インスタンスを構成する要素だけが表示されます。アセンブリ ビューに注釈を追加し、注釈を回転し、要素を追加または削除するなどアセンブリ自体を編集することができます。

[アセンブリ ビューを作成]ダイアログには、必要な特定のビューと他のパラメータを指定でき、次のどちらかの方法でアクセスできます。

[アセンブリ ビューを作成]ダイアログで、目的のビューのタイプとスケールを選択し、(シートが選択されている場合は)図面枠情報を指定します。[OK]をクリックすると、プロジェクト ブラウザに表示されている該当するアセンブリ タイプ名の[アセンブリ]カテゴリにビューが追加されます。[アセンブリ ビューを作成]ダイアログで指定した設定は、次にこのプロジェクトでこのダイアログを開くときの既定の設定になります。
注: [アセンブリ ビューを作成]ダイアログで 6 つの異なる立面(上、下、左、右、前、後ろ)は、アセンブリが含まれるコンセプト ボックスの各側面からのビューを表します。ボックスの両側の各ペアは、アセンブリの基準点の 3 方向の平面に対して平行になります。これを編集して、プロジェクトの方位を基準にして、アセンブリの向きを変更することができます。「アセンブリで作業する」を参照してください。

アセンブリ インスタンスに作成されたアセンブリ ビューは、常時そのインスタンスと関連付けられたままとなります。アセンブリ インスタンスを編集して、そのアセンブリ タイプを別のタイプに変更すると、編集したインスタンスに属する一連のアセンブリ ビューが、変更後のアセンブリ タイプのプロジェクト ブラウザ ノードに表示されます。変更したタイプに一連のアセンブリ ビューが既に作成されている場合は、既存のビューのセットが削除されることを通知するエラー メッセージが表示されます。

アセンブリ ビュー内に追加の断面図ビューを作成すると、アセンブリ インスタンスに対するアセンブリ ビューの関係がそれらの断面図ビューに継承されます。

シートにアセンブリ ビューを配置するには

  1. プロジェクト ブラウザの[アセンブリ]で、アセンブリ タイプのノードを展開し、シートの名前をダブルクリックします。
  2. プロジェクト ブラウザから、開いているシート ビューに目的の詳細ビューをドラッグし、マウス ボタンを離すと詳細ビューの外枠が表示されます。
  3. 外枠をカーソルで目的の場所に移動し、クリックしてシート上にビューを位置付けます。ビュー内でアセンブリの向きを変更するには、そのアセンブリ ビューを開き、トリミング領域を選択して、[修正]パネルの[回転]ツールを使用する必要があります。
    注: また、アセンブリ シートには、製図ビューとその他の種類のプロジェクト ビューを配置することができます。

    シートへのビューの配置後は、プロジェクト ブラウザでシートのノードを展開することでビューのリストを参照できます。

同じビューを同じアセンブリの複数のシートに配置したい場合は、プロジェクト ブラウザで目的のビュー名を右クリックし、[ビューを複製]をクリックします。詳細は、「詳細ビューを複製する」を参照してください。アセンブリ ビューは通常の(アセンブリ用ではない)シートにも配置できます。