Revit 要素の[アセンブリ]カテゴリでは、建設ワークフローがサポートされており、モデルでユニークな要素の組合せによる識別、分類、数値化、およびドキュメント化が行えます。
任意の数のモデル要素を組み合わせてアセンブリを作成すると、このアセンブリに対して編集、タグ付け、集計、フィルタを実行することができます。
各々独立したアセンブリがプロジェクト ブラウザにタイプとしてリスト表示され、このアセンブリから選択したタイプのインスタンスを図面内にドラッグして、あるいはコンテキストメニューの[インスタンスを作成]オプションを利用して、配置することができます。
プロジェクト ブラウザでアセンブリ タイプを選択し、パーツ リストや数量積算、アセンブリ シートの生成と同時に、アセンブリの独立したビュー タイプを1つ以上生成することができます。アセンブリ ビューはプロジェクト ブラウザに表示され、ここから必要に応じてプロジェクトまたはアセンブリ シート ビューに簡単にドラッグできます。
固有のアセンブリを作成するたび、新しいアセンブリ タイプがプロジェクト ブラウザに追加されます。新規アセンブリ タイプは、既存のアセンブリ タイプのインスタンスを編集して、それがユニークになった際にも追加されます。新規または編集したアセンブリが既存のアセンブリ タイプと一致した場合は、そのタイプのインスタンスとしてモデルに追加されます。
たとえば、名前付けカテゴリとして壁を使用して、2 つの壁と窓のアセンブリを別々に作成します。この 2 つが同じタイプと寸法の同じ壁の同じ位置にある同じタイプの窓からなる場合、Revit によって一致することが検出され、両方のアセンブリは同じアセンブリ タイプのインスタンスとなります。ただし、これらのアセンブリの 1 つが名前付けカテゴリによる窓を使用して作成されている場合、一致するとはみなされなくなり、別々のアセンブリ タイプが作成されます(一致しないと想定される)。
ほとんどのモデル要素(壁、床、屋根、ファミリ インスタンス、パーツなど)をアセンブリに含めることができます。次の要素は含めることができません。