ビューポート(インタラクティブ)レンダラー

ビューポートに関して使用されるインタラクティブ レンダラーは速度重視で設計されています。したがってシェーディング環境でオブジェクトを手軽に扱うことができます。これはプロダクション レンダラー(「レンダリング設定ダイアログ」のトピックを参照)と同じではなく、最終イメージに使用されます。結果として、プロダクション レンダラーで利用可能な多数の効果はビューポートでは表示されません。

たとえばマテリアルをデザインする場合、4 レベルの視覚的なフィードバックがあります。最も低いレベルはシェーディング ビューポートです。次のレベルは ActiveShade ビューポート(またはフロータ)です。次のレベルはサンプル スロットです。サンプル スロットはサンプルの球を表示するためにプロダクション レンダラーを使います。最も高いレベルはレンダリングされたシーンです。レンダリングされたシーンはそのシーンを表示するためにプロダクション レンダラーを使います。

注: 単一のマテリアルには任意の数のマップを含めることができますが、マッピングされたマテリアルを表示するとビューポート表示が遅くなるので、ビューポート レンダラーでは一度に 1 つのマップしか表示されません。マップが存在する場合、表示するマップを決めることができます。特定のマップを表示するには、マテリアル エディタの中のそのマップのレベルへ行って、それの表示をオンにしてください(その後で同じマテリアル中の別のマップへ行ってその表示をオンにすると、表示されていたマップは自動的にオフになります)。「ビューポートでマップを表示する」を参照してください。