[クォータニオン/オイラー](Quaternion/Euler)ロールアウト

このロールアウトには、Biped アニメーション上のオイラー コントローラとクォータニオン コントローラを切り替えるオプションがあります。これらのオプションを選択することにより、カーブ エディタでアニメーションを制御する方法の選択肢が増えます。詳細は、Biped アニメーションのオイラー カーブの操作を参照してください。

操作方法

例: クォータニオン回転コントローラとオイラー回転コントローラを切り替えるには:

  1. Biped を作成します。
  2. をオンにします。
  3. Biped の上腕を 回転して前方に伸ばします。
  4. フレーム 20 に移動し、上腕を 回転して横に伸ばします。
  5. フレーム 40 に移動し、上腕を 回転して元の位置へ戻します。

    Biped のフレーム(左からフレーム 0、20、40)

    [モーション](Motion)パネル [クォータニオン/オイラー](Quaternion/Euler)ロールアウトでは、既定により、[クォータニオン](Quaternion)オプションがアクティブになっています。

    注: Biped の四肢のオプションを変更すると、その情報は 3dsmax.ini ファイルに保存されます。シーンをリセットしたり、新しいセッションを開いたりすると、このファイルからオプションの設定が呼び出されます。
  6. [Biped アプリケーション](Biped Apps)ロールアウトで[ワークベンチ](Workbench)をクリックし、[アニメーション ワークベンチ](Animation Workbench)ダイアログ ボックスを開きます。

    アニメーションは、それぞれ「クォータニオン回転」というラベルが付けられた 3 本の独立した TCB 回転カーブとして表示されます。

  7. [クォータニオン/オイラー](Quaternion/Euler)ロールアウトで、[オイラー](Euler)オプションを選択します。

    カーブが変換され、オイラー回転が表示されます。これで、カーブの接線ハンドルを使って、カーブの補間を変更できるようになりました。

    アニメーションは、それぞれ「接線オイラー回転」というラベルが付けられた 3 本の独立したオイラー カーブとして表示されます。

  8. [オイラー](Euler)オプションの下の[軸配列](Axis Order)ドロップダウン リストから、異なった軸配列を選択します。

    Biped の姿勢はそのままで、新しい軸配列に合わせてカーブの表示が変化します。

  9. [クォータニオン](Quaternion)オプションを選択して、カーブを再び TCB 補間に変換します。
    注: オイラー カーブをクォータニオン カーブに変換すると、補間が変化します。詳細は、Biped アニメーションのオイラー カーブの操作を参照してください。

インタフェース

以下のオプションで、Biped アニメーションの回転コントローラを設定します。