[選択領域](Selection Region)フライアウト

[選択領域](Selection Region)フライアウトには、特定の領域および値の範囲内でオブジェクトを選択する 5 種類の方法が用意されています。[選択領域](Selection Region)ボタンをクリックして押したままにすると、上から順に矩形円形範囲ラッソペイント選択領域を含むフライアウトが開きます。

[選択領域](Selection Region)フライアウト

最初の 4 種類の方法では、完全に選択領域の中に入っているオブジェクトを選択する(領域内方式)か、選択シェイプが領域内にあるか領域に接触しているオブジェクトを選択する(交差方式)か、いずれかの方式を選択できます。領域内選択と交差選択を切り替えるには、メイン ツールバーにある[領域内/交差](Window/Crossing)切り替えを使用します。

注: 領域を選択中に Ctrl を押したままにすると、影響を受けたオブジェクトが現在の選択領域に追加されます。一方、領域を選択中に Alt を押したままにすると、影響を受けたオブジェクトが現在の選択領域から削除されます。
注: スマート選択コマンドは、[オブジェクトを選択](Select Object)機能を有効にします。繰り返して実行すると、使用できる領域選択方法が順に切り替わります。既定では、スマート選択は[Q]キーに割り当てられています。[ユーザ インタフェースをカスタマイズ](Customize User Interface)を使用して、このコマンドを別のキーボード ショートカットやメニューに割り当てることもできます。

手順

領域を使用して選択するには(一般的な方法):

  1. フライアウトから選択領域の方法を選択します。
  2. ビューポート内の任意の位置をクリックし、そのままドラッグした後、マウス ボタンを離します。最初にクリックした位置が矩形領域のコーナーの 1 つになり、マウス ボタンを離した位置がそのコーナーの対角になります。
    重要: [オブジェクトを選択](Select Object)を使用している場合、領域選択のためのドラッグを任意の位置で開始できます。 ただし、[選択して移動](Select And Move)などの変換ツールを使用している場合は、オブジェクトから離れた位置、つまりビューポートの何もない部分でドラッグを開始してください。 オブジェクト上でドラッグを開始すると、クリックする対象が選択されたものと 3ds Max が想定して変換操作をただちに開始してしまう可能性が十分にあります。

    選択をキャンセルするには、マウス ボタンを離す前に右クリックします。