用途の広いベジェ コントローラは、調整可能なスプライン カーブを使用してキーの補間を行います。
完全に調整可能なキー補間が必要なときには、必ずベジェ コントローラを使用してください。ベジェ コントローラは、次の独自の機能を持っています。
変換キーに接線タイプを設定するには:
キーの時間を平均化するには:
[キー情報(基本機能)](Key Info (Basic))ロールアウトでは、矢印でキーフレーム間を移動できます。
キーが移動してキー内の速度が平均化されます。
トラック ビュー(Track View)でキーを右クリックするか、またはトラック バーでキーを右クリックして編集するキーを選択する方法で、同じパラメータのダイアログ ボックスを開くことができます。
X 軸の値がスケールの 3 軸すべてに反映されます。Y と Z の値は無視され、ファンクション カーブは表示されません。
X 軸をロックすると、Y 軸と Z 軸の値は X 軸の値が変更されても変化しません。3 軸の値がすべてが同じ値のときに X 軸をロックし、X 軸の値を変更した後でロックを解除すると、X 軸は変更後の値になりますが、Y 軸と Z 軸の値は変化しません。
「接線タイプ」を参照してください。
ロールアウトでは、次の 3 とおりの方法で速度を制御します。
[イン](In)の各編集ボックスの値は、パラメータがキーに近づくときの変化の割合を表示します。[アウト](Out)編集ボックスには、パラメータがキーから離れるときの変化率が表示されます。
これらの編集ボックスは、スプライン接線タイプを使用しているキーにだけアクティブになります。
変化率はティックあたりのパラメータ単位数で表示されます。X、Y、Z の 2 つの値を変更すると、接線ハンドルの長さと角度を変更できます。
このボタンを選択した場合は、一方のスプライン接線を変更すると、他方のカスタム接線も同じ量だけ、逆方向に変更されます。たとえば、ロック ボタンを選択した状態で[イン](In)の値が 0.85 の場合、[アウト](Out)の値は -0.85 になります。
一定時間内のキーの位置を平均化します。選択したキーの連続したブロックに使用します。この機能は、加速と減速を繰り返すオブジェクトの動きを滑らかにする手段として効果的です。
1 つのキーと次のキーの間で補間処理を行い、当該するカーブ セグメントにおけるオブジェクトの移動速度を一定にします。
接線ハンドルの長さを自動的に更新します。このチェック ボックスにチェックマークが付いていない場合、接線は隣接キーの固定パーセントの長さです。キーを移動しても、ハンドルは隣接キーから同じパーセントのまま変わりません。チェックマークが付いている場合、ハンドルの長さは時間の長さによって変わります。
現在のキーの入力ハンドルと前のキーの出力ハンドルの両方を、線形補間に設定します。これにより、スプライン補間からのオーバーシュートが防止されます。
これらの 2 つの機能を利用するには、まず[カスタマイズ](Customize) [ユーザ インタフェースをカスタマイズ](Customize User Interface)でキーボード ショートカットを作成します。アクション リストで、[位置ロック キーを作成](Create Position Lock Key)と[回転ロック キーを作成](Create Rotation Lock Key)を探し、ホットキーを割り当てます。または、これらのコマンドをツールバーまたはクアッド メニュー([クアッド メニュー](Quads)パネル)に追加することもできます。