レール オブジェクト スタイル エディタ

レール オブジェクトを作成します。

2 種類のレール オブジェクト スタイル

レール オブジェクトは、主要なコンポーネント 3 つ(親柱、ブレース、1 ~ 2 本のレール)で構成されます。 たとえば、等間隔に配置された親柱のみ、またはレール コンポーネントのみを使用する壁を作成するためには、これらのコンポーネントの 1 つまたは複数を無効にすることができます。

レール オブジェクト スタイル エディタ(Rail Object Style Editor)は、レールのタイプを一連のシェイプ ラベル マスクに関連付けます。

既定で、レール オブジェクトは、CivilViewRails マテリアルを使用します。

インタフェース

[レール オブジェクト スタイル要素リスト]

現在の ROS スタイルの内容をリストします。 各行は個別の要素を示します。 リスト内の要素をハイライトすると、[一般パラメータ](General Parameters)領域と右側のレール要素エディタに、要素の設定が表示されます。

[新規スタイルの開始](Start New Style)
クリックすると、新しいレール オブジェクト スタイルが作成されます。
[スタイルを開く](Open Style)
クリックすると、前に作成したレール オブジェクト スタイルが開かれます。
[スタイルを保存](Save Style)
クリックすると、現在のレール オブジェクト スタイルが保存されます。
[新規要素を追加](Add new element)
クリックすると、現在のレール オブジェクト スタイルに新規要素が追加されます。
[選択された要素を削除](Delete selected element)
クリックすると、現在のレール オブジェクト スタイルから選択した要素が削除されます。
[選択された要素を上に移動](Move selected element up)
クリックすると、現在のレール オブジェクト スタイルで、選択した要素を 1 つ上に移動します。
[選択された要素を下に移動](Move selected element down)
クリックすると、現在のレール オブジェクト スタイルで、選択した要素を 1 つ下に移動します。
[選択された要素を切り取り](Cut Element)
選択した要素をスタイルから切り取ってクリップボードに保存する場合にクリックします。
[要素をコピー](Copy Element)
選択した要素をコピーしてクリップボードに保存する場合にクリックします。
[要素を貼り付け](Paste Element)
切り取った、またはコピーした要素を貼り付ける場合にクリックします。

切り取った要素を現在のスタイル内で別の場所に貼り付けることができます。また、切り取った要素やコピーした要素を別の ROS に貼り付けることができます。

[シェイプごとに複数の標示を許可しますか?](Allow multiple markings per shape?)

複数のレール オブジェクトを各親シェイプに適用できるかどうかを示します。 これは、Civil View の[基本設定](Preferences)パネルで定義されるグローバル設定です。 既定ではチェックマークがはずされています。 このボタンのステータスを変更すると、個別の要素に対するこの設定をローカルで変更できます。

リセット
クリックすると、現在のオブジェクト配置セッションのシーンにあるすべてのオブジェクトが削除されます。

[シェイプ ラベル マスク](Shape Label Mask)領域

テキスト フィールド
全体または部分的にシェイプ ラベル マスク(ワイルドカード文字列)を指定します。 Civil View は、このスタイルのレール オブジェクトを、このマスクと一致する名前のシーン内の各シェイプに適用します。
[シェイプ ラベルをピック](Pick Shape Label)
クリックして有効にし、ビューポイント内をクリックして、シェイプ オブジェクトを選択します。 Civil View は、最初のマスク(ワイルドカード)文字列としてシェイプの名前を使用します。

[一般パラメータ](General Parameters)領域

[左の幅](Left Width)/[右の幅](Right Width)
レール オブジェクトの中心から左右のレールまでの水平方向の幅を設定します。
  • ロックオンの場合、幅の値はロックされ互いに等しくなります。 ロックをオフにすると、等しくない幅を指定できます。 既定値ではチェックマークが付いています。
インスタンスを使用
チェックマークを付けると、現在のスタイル要素から作成されたレール オブジェクトで Civil View のパラメータのインスタンス化が使用されます。Civil View パラメータのインスタンス化

レール オブジェクトの場合、同じタイプの高速道路のガードレール 2 本が、そのレール オブジェクトのプロパティの定義に使用されるパラメータの単一インスタンスを共有できることを意味します。 ガードレールの長さとパスがまったく異なる場合でも可能です。これは、インスタンス化されるレール プロファイル自体の唯一のプロパティであり、親シェイプのジオメトリではないからです。

[水平オフセット](Hor. Offset)、[垂直オフセット](Ver. Offset)
レール オブジェクトの親シェイプ オブジェクトからの水平オフセットと垂直オフセットの全長を設定します。
  • ミラーオンの場合、水平オフセット(Hor. Offset)を、その値を反転することによって生成します。

    これは、左側のレール オブジェクトを右側のレール オブジェクトに変換する場合(またはその逆)に役立つ方法です。

高さ
ベース(通常は地表面)からブレースの中心までのレール オブジェクト全体の高さを設定します。

ROS スタイル要素エディタ(ROS Style Element Editor)

エディタの右にはレール オブジェクト スタイルを編集するためのパネルがあります。 これは、レール オブジェクト コンポーネントごとに 1 つずつ、[親柱](Posts)、[ブレース](Braces)、[レール](Rails)の3 つのタブがあります。

[親柱](Posts)パネル
オン
チェックマークを付けると、レール オブジェクトに親柱のジオメトリが含まれます。 チェックマークが付いていない場合は使用されません。
親柱を反転
親柱のセクションを横方向に反転できます(ガードレールがある "Z" 側面の親柱を使用する場合に便利です)。
ポスト断面スタイル
親柱のタイプ(矩形の断面または "Z" 側面)を指定します。
次元[Dims]
親柱の X および Y の大きさを設定します。
親柱の間隔
隣接する親柱の間隔を設定します。
[地面の深さ](Ground Depth)
親柱の地下の深さを設定します。
[親柱マテリアル チャネル](Post Material Channel)
CivilViewRails マテリアルからマテリアル チャネルを選択して、親柱ジオメトリに適用します。
キャップ上部
オンの場合、親柱上部にジオメトリ キャップが配置されます。
キャップ ベース
オンの場合、親柱下部にジオメトリ キャップが配置されます。
[ブレース](Braces)パネル

ブレースは、2 つのレール要素間の水平リンクです。

オン
チェックマークを付けると、レール オブジェクトにブレースのジオメトリが含まれます。 チェックマークが付いていない場合は使用されません。
ブレース断面スタイル
ブレースのタイプ(矩形の断面または "I" 側面)を指定します。
[ブレース深度(x)](Brace Depth (x))、[ブレース高さ(y)](Brace Height (y))
ブレースの水平と垂直の寸法を設定します。
[ブレース ギャップ](Brace Gap)
ブレースの外側のエッジとレールの外面のギャップを設定します。 これは、ブレース ジオメトリがレールの外側から見えないようにする場合に役立ちます。
ブレース マテリアル チャネル
CivilViewRails マテリアルからマテリアル チャネルを選択して、ブレース医7 ジオメトリに適用します。
[レール](Rails)パネル
[左オン](Left On)/[右オン](Right On)
チェックマークを付けると、左または右のレールのジオメトリがレール オブジェクトに含まれます。 チェックマークをはずすと、レールの左側または右側は存在しません。
レール断面スタイル
レールの種類を選択します。
  • タイプ 0: フランジ付き垂直断面

    フランジ付き「[」プロファイルのレール

  • [タイプ 1: シンプルな垂直断面](Type 1: Simple Veritical Section)

    シンプルな垂直レール断面

  • タイプ 2: 鉄道断面

    「n」プロファイルのレール断面(鉄道モデリングに適しています)

  • タイプ 3: W 断面

    「W」プロファイルのレール プロファイル

  • タイプ 4: W 断面 (スムーズ)

    スムージングを適用した "W" 側面のレールの側面

  • タイプ 5: 垂直範囲パネル

    範囲パネル プロファイル

基本レール深度
レール ジオメトリの奥行きを設定します。
[フランジの深さ](Flange Depth)/[フランジ オフセット](Flange Offset)
フランジの寸法を設定します(このレール スタイルにフランジがある場合)。
レール マテリアル チャネル
CivilViewRails マテリアルからマテリアル チャネルを指定して、レール ジオメトリに適用します。
[UV マテリアルの繰り返し](UV Mat[erial] Repeat)
マテリアルが各レール セグメントに沿って繰り返される回数を設定します。