mParticles フローは、MassFX シミュレーション用にワイヤリングされる簡単なパーティクル フロー設定を作成します。物理シミュレーションを参照するには、アニメーションを再生してください。
フローは 2 つのイベントで構成されます。[標準フロー](Standard Flow)の設定と同じように、1 つはグローバルでもう 1 つはローカルです。
グローバル PF ソース イベントは、ビューポートとレンダーのマルチプライヤ量設定を 100% に設定し、ビューポートとレンダーのインテグレーション ステップを 1/2 フレームに設定します。これにより、レンダーとビューポートに同じ数のパーティクルおよび同じインテグレーション ステップが存在することになります。したがって、レンダリング済みシミュレーションがビューポート シミュレーションと同じように動作することが保証されます。
ローカル イベントであるイベント 001 には、[発生グリッド](Birth Grid)、[シェイプ](Shape)、[mParticles シェイプ](mParticles Shape)、[スピン](Spin)、[mParticles ワールド](mParticles World)、および[表示](Display)の各オペレータが含まれます。
[発生グリッド](Birth Grid)アイコンは地面から 60 単位上に配置され、グリッド サイズ設定と組み合わされたそのサイズが計算され、100 個のパーティクルが生成されます。
シェイプ オペレータは[キューブ](Cube)タイプに設定され、そのサイズの値には、[発生グリッド](Birth Grid)オペレータの[グリッド サイズ](Grid Size)設定よりも少し小さい値が指定されます。これにより、シミュレーションが開始されたときのパーティクルの衝突を防止します。
パーティクルは[mParticles シェイプ](mParticles Shape)で設定され、ボックスとして衝突します。
[スピン](Spin)オペレータは、低いスピン レート値を持ち、すべてのパーティクルに対してランダムで小さなスピンを作成します。これにより、パーティクルが互いに少し異なる方法で移動し、相対モーションで互いにコピーまたはクローンしないので、シミュレーション効果が高まります。
プリセットは、[mParticles ワールド](mParticles World)オペレータに加えて、mParticles ワールド ヘルパー(シミュレーション ドライバ)を作成し、これらを関連付けます。mParticles ワールド ヘルパーは、重力とフロア(グラウンド衝突平面)の両方を有効にし、Z=0.0 に配置されます。
シミュレーションでは、ビューポート内の実際のパーティクル シェイプを確認することが重要なので、[表示](Display)オペレータは[ジオメトリ](Geometry)に設定されています。
最後に、3ds Max の時間設定で[リアル タイム](Real Time)はオフになっています。したがって、最適な設定のシミュレーションを確認するには、アニメーションを再生してください。